ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

なぜ気持ちはぶれるのか

もうこれで大丈夫!と決意したかと思えば、すぐに落ち込んだりすること、ありませんか。
人間はそうして気持ちを常に揺らして生きているそうです。

今年はこれをやろう!これをしたら幸せになれる!
例えば転職や新しい企画、習い事や
新しい人間関係なんかもそうですね。
やり始めは楽しくて幸せで
ああもう自分は大丈夫、と思えたのに

いつからでしょう。
やはりこれは違う・・・と感じてきて
幸せになれるためのそれをやめてしまう・・・

そしてまた次の何かを探す。
やりかけのまま。

あるいは到達してみたものの、
それが本当の自分を埋めるものではなかったと
気づく・・・

転職し始めのはやる気満々だったのに、
徐々に違和感を覚え
また「これは違う」と思うように。

ソウルメイト化も?!
(ソウルメイトってなんだ・・・)と
思った相手に違和感を覚えるように。

これはなぜ起こるのかというと、
つまり人は本来
幸せになるために生きているわけで

お金が欲しいのも
仕事をしたいのも
仕事をしたくないもの
友だちが欲しいのも
彼が欲しいのも
別れたいのも
勉強をするのも
何もかも

幸せになりたいがための行為だそうです。

しかしそれを忘れて
行為自体を目的と思い込む・・・
例えば

「お金を得ること」が最終目的と思い込み
大成功して大金持ちになる・・・
しかしそれでも満たされない人の例を
私たちは間接的であっても知っています。

「結婚すること」が目的と思い込み
結婚して失敗・・・

「就職すること」が目的と思い込み
就職するのに満足しない・・・

et cetera

目的は「幸せ」であるということを忘れているから、
が一つの理由。

もうひとつは、
目的の「幸せ」に至るまでの行為を
取り間違えている場合もあるそうです。

つまり
「デザイナーになれば幸せになる」と
思って努力してデザイナーになったものの
幸せに至れないのは
その方法が違っていたからです。

これも仕事だけではなく、
彼がいれば幸せ、
彼女がいれば幸せ、

と思い込んでいたものが
実はあなたが幸せになるための要素とは
違うものだったりする場合です。

子どもがいれば幸せ、と
思ったのに違ったり。
海外に留学すれば幸せ、と思ったのに
違ったり。

人の心はゆらゆら揺れる振り子のよう。

このあたりを詳しく知りたい方は
ショーペンハウアーあたりをお読みになると
いいかもしれません。

私は遡ってアリストテレスの考える幸福についてを
これから学んでみるつもりですので
またシェアしますね。

いかがでしたでしょうか。
少し考えてみてください。自分にリアルに置き換えて。

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