生きることは苦しいこと？ - ロゴスの小径　〜心の空洞を埋める方法〜

いつもお越しくださりありがとうございます。連続１位キープも皆さまのおかげさまです。
初めてお越し下さった方もありがとうございます。うれしいです。
こちらをまずご覧いただけると、このブログの内容が理解しやすいと思います。良かったらご一読くださいませ(^_^)
ロゴスの小径へようこそ
 あなたは「哲学体質」？

生きることは苦しいことかどうか・・・
またひっかけの様なタイトル（笑）なんだか気に入ってしまって。
当分これで行こうかな・・・（笑）
生きることは楽しいことです、というオチを想像されて「またか」と思われた方、
どうぞ続きをお読みくださいませ・・

またセッションの雰囲気を知りたい、とお問い合わせくださった皆様
ありがとうございます。個人的な情報は掲載できませんが、
今日は昨日させていただいたセッションに絡めてお話したいと思います。

昨日は横浜でセッションをさせていただきました。
哲学を知って「楽になった」と何度もおっしゃってくださり
こちらも感激でした。
お勧めの哲学書を持ち歩いてくださっているのを見ると
にんまりしてしまいます。(^_^)
鎌倉でのセッションの予定をこちらの都合で急遽横浜に変更させていただき
本当に申し訳ございませんでした。

さて今回のセッションで気付いたことがあります。

人はどんなに気をつけても常に余計な思い込み（ドグマ）を
抱えてしまうものです。
私も日々それとの戦いです。

失言をした後
計画通りに過ごせなかった時
ホームページを作成していて保存前に消してしまったとき（具体的過ぎですか？！（笑））

昨日のセッションで、私がここに書いたことを
そのまま私に言ってくださった言葉。
「どうせ死ぬんですしね」

これ、こうしてここで書いてしまうとなんだか投げやりな感じに
聞こえますよね(^_^;)
でも、生きるってどういうことなのか、をぼんやりとでも理解できれば
これは投げやりな言葉ではなく、勇気を与えてくれる言葉に変わります。
私もこの言葉で、すーーっと呪縛から解き放たれました。
（セッションでこちらもいただきものをしている気持ち・・・
本当にありがとうございます）
このあたりのニュアンスが、文章では誤解を招く恐れがあるので、
ここにあまり書くことができないでいるのですが、
哲学の神髄はそこにある、に尽きます。
それでセッションの必要性を再確認するに至ったのですが。

病気を持つ人もそうでない人も年齢も関係なく
人間は等しく明日生きている保証など絶対にないと言う事実に今さらながらに驚きます。

そうと知っても私は今日もまた学問に向き合い休日を過ごします。
そして今もこの様に言葉を紡ぐのです。
ほんの少しでもどなたかの役に立つかもしれないという信念でもって。

医師だった祖父は死の前日までドイツ語の勉強を欠かしませんでした。
（当時はカルテはドイツ語でしたし、国内でドイツ語を学ぶのは
独学のみに等しかったので）

今日をより善く生きる、とは
そういうことかなと思います。それは勉強でなくてももちろんいいのです。
たとえ明日がないとしても
自分がより善くなると感じる、今日できる最高の過ごし方をできれば。

そして昨日のセッションでお話させていただいたことのひとつが
「生きることは苦しいこと」と感じてしまうかどうかについて。

生きるのが毎日楽しい！心の底からそれ以外考えられない！
のであればそれでいいのです。それが最高の人生だと私は思っています。

けれど、日々楽しく過ごしつつも
いろいろなことに思いを馳せるとき、生きることは苦しい、と
心の底では実は知っている人・・・哲学体質ですね（笑）

以前書きましたでしょうか、大学の講義で先生がその質問を100人くらいの
生徒にすると、４割くらいの人が「苦しい」に挙手されたそうです。
（ただしそのクラスは心理学に属する講義ですので、普通の人より挙手は多いのでは
ないかと感じます。体感としては普通は２割くらいに思います）

それくらいの人が、人生の本質を知っている人、
正確には「知ってしまっている人」だと思います。
なぜかこの世に生まれてしまい、死ぬまで生きる「しかない」のが人生だと
知っている人。いくら快楽やポジティブマインドを心がけても
恋を繰り返しして心を埋めたつもりになっても
大学に通いスキルアップを図ろうとしても（笑）
2012年に大変革が起きて世界の価値観がかわりお金の意味がなくなると言われても
（というあの話はどうなったんでしょうね？残すところ2か月となりましたが(^_^;)）

心の底では知ってしまっているあなた。
心の底で、なにか虚無なものがあって、それは何でも埋めることができないことを。

それが「心の空洞」です。

ちなみに
もちろん人生は楽しいと心から思って暮らせればそれでいいのです。
いい、悪いではありません。心の空洞なんかない、と思っている方は
それがベストだと思っています。幸せだな、と皮肉ではなく本当に思います。
（先生は、「みなさん楽天主義ですか？」と笑ってらっしゃいましたが(笑））

生きることは苦しいのです。
知っている人には。あたりまえです。
あなただけがそう思っているのではありません。

そこを知った上で、どう生きるか。

それを考える自分を、もう一段上の自分が見つめる様な感じで
ものごとを見る、とは心理学の方法ですが
これは哲学に根ざしています。
思いなし（思い込み、ドグマ）を抱える自分を見つめる自分の存在。

その見つめる存在に気づけたところから
もっと深いお話が始まります。

いかがでしたでしょうか。

ランキングに参加しています。クリックだけです。
今日辛い誰かに読んでいただける可能性のために。
そして私への応援として！クリックしていただけると本当に！うれしいですm(__)m
　↓

人気ブログランキングへ

さて今日はここでお知らせです。
皆さま個人セッションのお問い合わせありがとうございます。
瑠璃のアートのオーナー様への優先セッションはいったん終了とさせていただきます。
（オーナー様への特別企画は続けさせていただきます(^_^)）
ありがとうございました。

お待たせしております、一般セッションのお申込みを開始させていただきます。
以前お問い合わせくださった皆様、お手数ですが再度お問い合わせいただけます様
お願いいたします。

ただいまホームページを大急ぎで作成中ですが、
日程と開講場所についてはその都度のご相談で決めさせていただいておりますのでこちら
お問い合わせフォーム
よりお気軽にお声かけくださませ。セッションについてのご質問も
こちらで承っております(^_^)

簡単ですが、今のところ下記のコースをご用意しています。この先私の思考が深まるにつれアップデートして参ります。
●基本コース（哲学の考え方、ものの見方がそもそもどういうものか）
●一般コース（このブログをご理解いただいている方はこちらへ・・）
●お悩み相談（具体的なご自分の悩みをどう落とし込んで考えればいいのかについてなど）
※瑠璃のアートのオーナー様と再受講の方は割引価格とさせていただきます。

皆さまいつもありがとうございます。理論では絶対に説明ができない、でも存在するもの・・・
それはご縁だと考えています。

無料プチセッション受付中です。お気軽にお申込みください。
辛いこと、悩んでしまって固まってしまう様な思いを、一緒に考えて解きほぐしていきましょう。詳細を必ずお読みくださいませ。