ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

自分を認める方法

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あなたは「哲学体質」?


さて
よく言われることですが
「自分を認める」ということ。

自分を認めて受け入れてこそ初めて
成功へとつなげることができる、とかね。

それを聞くと私は一瞬いい話だ!と思ったのもつかの間、
悲しくなっていました。

だって
自分を認めることのむずかしさ。
いまのこの自分を認め、受け入れるって、できます?
自分にものすごく自信のある人でさえそれは「他人と比べて」であって
今の自分を自分で認める、というのとはまた別な話のように思います。
誰もが羨むような生活をしている人でさえ、
自己評価が低いことは十分あり得ます。

自己評価が低いと、掴めるはずの成功もつかめない、と言われると
もっともだと思いますが
だから今日から自己評価をあげよう!としてできている人って
どれくらいいるんでしょうね・・・
できないから成功しないと言われると
ますます落ち込みます。できない自分が悪いんだ、と。

けれど、
理想であるところの言葉と、
実際それができるのかどうかは別の話なような気がします。
自己評価をあげなさいと言われてもあがらないものはあがらない。
それができるような人間なら、最初から自己評価なんか気にしていないわけで(笑)

「自分を認める」って、じゃあどうしたらいいのか。
私ごく最近これに気づきました。

それは「今の自分を客観的に認識する」ということだと考えます。
それなら勇気があれば誰にでもできます。
勇気があれば、というのはそれを直視する勇気があれば、です。

真実に目を向けるのは勇気が必要です。
怖い・・・でも大丈夫!
だってこれはどこかの自己啓発セミナーでも
スピリチュアルなセッションでもないのですから
人に言う必要もなく、自分できちんと受け止めればいいだけで、
あとは素知らぬふりをしていてもいいんですから(笑)

自分は頭が自分で思うよりよくない、だから人一倍勉強しないと理解できない。
自分は美しいはず・・・だったけれど、年をとってしまい若い頃のままではいられない。
実は●●ができないことを人に言えないでいる
ダイエットが必要なのにそれが自分には必要ないと言い張る
幸せなんてひとそれぞれ違うと言いながら実は比べている
学歴は頭のよさとは無関係だと主張してしまうが実はコンプレックスの裏返しだ
自分は体力があると思い込もうとしているが、実は鍛える必要を感じている
親の職業や経済力や教養に実はコンプレックスを感じている

などなどなどなど
書いてみればたわいのないことのように見えますが、
その人にとっては
絶対人には言いたくないような「自分」を「認識する」。

でも、人に言わなくてもいいんです。
今まで通りで。ただ自分だけは自分を認識する・・・
それならできると思いませんか?

そしてそれはそのまま
「自分を認める」ことになりませんか?

自分を認める、とは今のその気に食わない自分のままで留まれという
意味ではありません。
それを認識してはじめて
なりたい自分に近づけるのですから。

自己評価が低い、と言われて結局どうすることもできなかった自分。
哲学で重要な「客観視」というものを切りだし、
自分を認識することで一歩踏み出せます。

最近私が認識したのは
自分が方向音痴であることと
自分がものごとを理解するのに人より時間がかかること。
(早合点しがちなことの裏返し)

たいしたことないですよね?でも
私には人には言えない、自分でも認めたくないことだったのです。

これをいったん認めると
道を間違えてものすごい勢いで言い訳(自分への)も不要になり
方向音痴だし〜、で済む問題で待ち合わせには30分は早く家を出ればいいだけの話。

授業がさっぱりわからなくて落ち込んでも、
復習に時間をかければ理解できるんだと知り、
わからない!自分てバカだ!!と落ち込まなくてもよくなりました。
時間がかかるだけ、と復習する気になるわけです。

これ、世間一般に言われる「自分を認める」ことと、結局同じような気がします。
「自己評価があがる」という結果もついてきます。
相変わらず方向音痴ですが、それを見越すので遅刻はしませんから、
自分を責める必要もありません。

自分を認める、とは今の自分を客観的に認識すること。
ちょっとやってみてください。
案外簡単です。こんなふうにブログに暴露しなくてもいいのですから(笑)

いかがでしたでしょうか。
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