ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

「神」の捉え方

朝の連ドラ、本当にものすごく哲学してましたねーー!

病気で、手術を受けると死んでしまうかもしれないヒーロー。
ヒロインは、神様なんかいない、
と叫びます。

ヒーローは、神様はいると思う、と。

でもそれは皆が思っている神様とは違う。
神様は、全知全能ではなく、
ちょっとしたことしか、実はできない。

だから、何かを神様に期待して
願いが叶わなくても恨んではいけない

人は自分の判断で、自分の力で
生きていくしかないんだと。

うわーーこれって
私が哲学を学び始めて、私なりに理解してきたことと
全く同じ。
ロゴスでもいつも書いていましたよね。

・・・とはいえ、それが現代の一般的な哲学論のひとつ、
ということで特別なことではないのですが。

ちなみに私自身は
「神」とは全知全能、完璧なものだと思っています。
それは「神」と呼んでも、「空(くう)」と呼んでも
「宇宙の原理」と呼んでも同じものなのですが。
だからこそ、人間一人一人の人生全てに
関わってくるはずもない、と考えています。

どちらにしても、
人生は自分で選び、切り開き、
自分で責任を取るしかありません。
それが怖い人が、「運命」を信じるのですが。

さて
そんな神社作家の瑠璃白ですがw

私は、
だからこそ、最近神を確信するようになりました。

つまり、人間一人一人の運命を細かく司る神、
世間で名も知れていないような私の、あなたの、w
運命まで
細かく指示したり試練を与えたりする暇な神

そんな神の話をされるから
「ないわーーーー!」と思うわけでw

だってこの宇宙を創造した万能のその神が、
なんでそんなことを??

神ってもっと大きな定義なものだと
なんとなく思いませんか?

もちろん人によって「神」の定義は違ってもいいわけですが。

連ドラのヒーローのように、
神様は実はたいしたことはできない、でも存在する、
でもいいわけで。

とはいえ、全ての人間にいちいち干渉して
全員の運命を司っている神を想定するから

ヒロインの言ったように
「こんなひどい仕打ちを与えるなんて、神様なんか本当ないないんだ」

となってしまうんですよね。

世間で名も知れていないような私の、あなたの
運命のいちいちを全て指示して
罰を与えたり祈れば願いを叶えてくれる神。

そんな「神様像」の先入観を
テレビや映画や本やいろんな影響で
想定してしまいがちな私たち。

辛い思いをしたとき神を恨んでしまうのは、
そんな小さな神様を想定しちゃうからなんですよね。

神はもっと完璧でもっと高いところに。
だってそもそも宇宙の原理もまだ解明されていないのに
どうやって神様が、その小さい神様だと想定できるというのでしょう?

日本人は古くから
いえ、世界中の人が古くから信じた神とは
「自然」です。

神って、そういったものに近いのではないでしょうか。

そんな、人間とは隔絶した、
だからこそ完璧である「原理」としての神を考えると

むしろそれは「在る」しかないでしょう、
だって宇宙も地球も実際に在る、と思われるわけなのだから
となるわけです。

神社を描きながらも、
そのことを理解したのは哲学を学び始めてからです。
そして、
それから神社へ行くと、あきらかに以前と違うものを
感じられます。

個人的にはいま、けっこう人生の岐路のようなものに
立たされているのですが

私の「神」は試練を与えたりはしないとわかったのでw
いま、自力で必ずこの試練を
むしろいい転機に変えてみせる、それには
神さまが力を貸してくれるから
(と確信しているから。
思い込み、と呼んでもいいです。
それこそが「引き寄せの原理」でもあるわけですから。
しかし簡単に今までと違うことを、思い込めないのが人間なので難しいだけで。)

文章にすると難しいですが
そんな話も哲学カフェでできればいいな・・・

4月16日から28日まで、
東京・秋葉原で哲学カフェ、開催です。
お知らせは追ってさせていただきます。

神の定義を正しく捉えて
瞑想をプラスすると
世界がぐるんと変わります。

いかがでしたでしょうか。

励みにしております。
クリックよろしくお願いいたします(^_^)
 ↓

人気ブログランキングへ