ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

いつ幸せになる?

ロゴスの小径へようこそ。

いつ、と言われると 今でしょ、と言いたくなりますがw


成功哲学や スピ系の本なんかにもよくありますが

夢が達成されたら幸せ、ではなく
今からもう幸せな気分を先取りするといい

みたいな。

言ってることはわかるような気もしますが

実際試みても数時間で忘れてしまって
それきり、なような・・・

旅行に行く前から
わくわくと調べたりうれしかったりする、

あの感じなんでしょうねー。
わかってはいるんですが


お金持ちになった!
痩せた!
したい仕事ができた!
すてきな恋をしている!

しあわせ〜〜〜〜


・・・
・・・
・・・

できない・・・バカっぽすぎてできない・・・


旅行のときはできたのに、なぜ?


それは旅行が既に、決まっていることだから。
=手に入ったものだから、ですよね。



まだ未定のものが
手に入ったかのように思いこめる人、なんて
ごく一部の人だと思うんですが・・・




さて人間とは常に
幸福を求めます。

大きく、本当にざっくりと二つに分けると

神様のおかげで幸せになれる人
(ただし真の幸福は死後)

自力で幸せに向かう人

ということになります。
日本人はほとんどが後者ではないでしょうか。
「真の」キリスト教信者はとても少ないので。


ところがひとたび幸せを手に入れると
人はそれに飽きます。

そしてまた次の目標を決めてしまうそうです。

そうして一生を、満たされることのない幸福を常に求めて

死んで行くのです。

この状態を「絶望」というのですが。


絶望しないためには、
やはり成功に向かう間にも、幸せな気持ちでいるしかない
と言うことになります。

そこで、幸せの先取りなんですが


先述したように
できない・・・人に話さなくても自分が恥ずかしい・・・(>_<)


けれど、
最近ちょっと思うことがあるのです。

犬をまた引き取ってしまい、
またいつかあの介護の日々をも引き取ったことになります。
そしてあの悲しみも。

けれど

それを日々思って暮らすよりも
今日、この子といられて幸せだ、ということを
噛みしめる。

それならできそうです。

一昔前に、
サザエさんシンドロームという言葉が流行りましたが

日曜の夜になると
月曜からの仕事のことなどを思い出して

気持ちが沈むというもの。


これは心理学の方法なのですが、

明日同じ時間に仕事に行くことには変わらないわけで
日曜の夜はまだ休みなわけで

だったら明日のことは考えないで
その時すべきことや、その時しかできない楽しい事をする


あたりまえ、と思うかもしれませんが

案外意識しないとできないことです。


私は最近、常に
思考が暗い未来に飛んで落ち込みそうなときには

に意識を変えることにしています。

以前私も日曜の夜が辛かったのですが

いまは全然それがありません。
月曜からのことは考えないからです。

考えても何も変わりませんしね。


こういう思考方法で、
まだ手に入らない夢も先取りして幸せ、に
なれたらいいんですが・・・
修行がまだまだ足りないようで(^_^;



いかがでしたでしょうか。

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