眠れない夜から心を救う方法
ロゴスの小径へようこそ
最近、ブログを読んでくださった方からメールをいただけることが多くて本当にうれしいです。
ありがとうございます。
最近、少し感じている、いえ気づいた事があります。
それは無責任な論拠のないスピリチュアルの情報発信で
実は心が傷ついている人が多いのでは・・・ということ。
まわりは、「●●したらいいご縁があった、いいことがあった」という話で満ち溢れ
自分はいいことあった、と思い込もうとすればあったような気がする。
でも他の人みたいに、歴然といいことがあったわけではない・・・
いわく
「もっと心から他の人を愛すればいいんだよ」
いわく
「我欲を捨てきれていないからだよ」
いわく
「その試練は今のあなたに必要なんだよ」
いわく
「過去世のカルマの清算をしているんだよ」
うーん。
そういわれればそうかもしれない。
要は自分が至らないからいいことが起きないのかな。
自分にはこの方法はあわないのかもしれない。
違うのを試してみようかな・・・（振り出しに戻る）
ちなみに満月に財布を振ったりするのが
効果がない、というわけではないんですよ（笑）
私は神社に行けば必ずいただきものがありますし、
それも神社さんによって違うということも確信しており、
その確信は論理的ではありません。
またここ数年、一人のタロット占い師さんにみていただいているのですが、
その占いも信じています。
まあこちらは自分なりに理論は成り立っているのですが。
ちなみにタロットカードの一枚ずつの意味ってわかりにくいなーと
ずっと思ってきましたが、哲学的思考がベースにあることに最近気づきました。
まあ、つまり私が思うのは
「心が救われるならなんでもいいじゃん」
ということ。
自分の心が救われるなら、犯罪を犯したり人を不快にさせない限り
（というのも実は一概には言えないのですが、ここではそうしておきます）
なんでもいいと思うんですよ。
精霊を大事にしたら幸せになれた、でもかまわないですし
満月に財布振ったら大金持ちになれた、でもいいんです。
ただ、それで心が悲しくなるのはいけません。
だって現実だって悲しく辛い事はあるっていうのに
幸せになるために実践したことで、
何か「自分が悪いから叶わない」みたいな悲しさを更に負うなんて。
だったら何もしない方がまだマシです。
そんな方への救いになる可能性を私は哲学に見出しています。
これは本当は学術的にも確かな方法の一つと言われています。
やる人が少ないだけで。なぜ少ないかは、難しいと思われているからです。
また哲学する側もその難しさを楽しんでいる部分もあるからです。
なのでスピリチュアルで毎日幸せ！
な方は、このブログは不要です。
ご興味があるのであればスピリチュアルにいくばくかの疑いを持っているといえます。
誰が読んでいるかはわからないのでそういう方も内緒でご覧ください（笑）
さて今日は
実際に個人的な苦しみから少しでも逃れる方法。
もしくは
執着に変わってしまったような切望する願いに夜も眠れないときの
おまじないをご伝授します。
これは、稚拙「願わくば桜の下にて」ブログで同じ物を掲載しており、
一部はそこからの抜粋です。
それに論理的解説を加えたものになります。
個人的な執着、欲望の苦しみから逃れるためには。
それは…
祈ることだそうです。
眠る前に、毎日毎日
叶えたい願いを祈ること。
それが半年続けば願いが叶うと言われています。
ちなみに私は願いが叶いました。
何に祈ってもかまわないそうです。
信じている神がいるならその神に。
宇宙でも
神社の神様でも
天使でもなんでも。
お母さんでもいいし、亡くなった縁者でもいいんです。
ただし半年毎日祈れなければカウントは一日からやり直し。
早速今晩から始めてみましょう。
祈るだけですから
お金も要らない
例え叶わなくても、損をすることはないし、
叶ったらすごくラッキーじゃないですか？！
一日でも忘れたり
途中から願いが変わったら
また一日目からやり直しです。
それだけが条件です。
半年続いたらもう祈らなくて大丈夫だそうです。
これ、どういう効果があるのでしょうか？
論理的に考えて見ましょう。
辛くて頭から離れないような苦しみ（怒りや、恨み、執着、強すぎる願いなど）は
「手放しするといい」と簡単に言っちゃってくれますが（笑）
それができないからこそ苦しいわけです。
それどころか手放せない自分を責めてしまうので
そんなこと試みないほうが実はマシだったという結果だってありえます。
では具体的にどうするか。
日中は仕事とか友達と会うとかさまざまな雑事で
極力「それ」を忘れる努力がベストです。
忘れられないですよ。はじめは特にすぐ思い出してしまう。
でも、夜眠る前にしっかり考えられる。祈れるんだ。
それも叶うかもしれないんだ。
という前提があると、すごく安心して
何も無いよりは日中の苦しみはやや緩和されるんです。実験済みです（笑）
これだけでもひとつ効果があったといえます。
なぜなら脳科学的に考えると
辛い苦しいことを考え思い出すと、
脳は、そのリフレインと現実の差がわからないので
まるで今また傷ついたかのように思い出すたびに心を傷つけてしまうのです。
（脳って？心って？の議論は本来は深いものですが、
ここではわかりやすくこのように書いておきます）
なので、思い出す回数を減らせただけでも効果的なんです。
さて私の場合。
はじめは「●●が叶いますように」と祈ることで
壊れそうだった心の平静をなんとか保っていました。
思い出さないほうがいい、手放ししたほうがいい
強すぎる願いはむしろ叶わなくなる
とかいうスピリチュアルな方々のアドバイスに
思いを封印して（しかしあふれ出てしまう）いたので
思い切り深く願ってもいい、ということのなんという開放感！！！
一日で一番楽しみな時間となりました。
これが効果の二つ目です。
さて半月もたつと、
「●●が叶いますように」
で本当にいいのかな？と思うようになりました。
例えばこの内容が、「元彼とうまくいきますように」「あそこの会社の仕事が受注できますように」だとして
本当にそうなることが自分の幸せなの？
もっといい相手がいるなら、そっちの方がよくない？？
という大事なことに気づきます。
しまったーー！！！
でもいいんです。やり直し効きますから。
また一日からやり直し。
「自分が幸せになれますように」
うんこれでいこう。これなら何でもアリだもの。
祈ること数日。
物足りなくなったりしたわけです。だって具体的に強い願いがそこにあるのに、
幸せになれますように・・・と祈りつつ
気づけばやはり、彼と寄りをもどせますように、
なんて祈ってたりして（笑）
そうこうしているうちに
彼に新しい彼女ができた、と知ったら
相手と別れますようにとか
あるいは相手の不幸を願うかもしれません。
また一からやり直し。
そんなことを繰り返すうち、最終的には私の場合は
「辛い思いを忘れられますように」
に落ち着きました。幸せを願うような精神状態は、実はその後、でないと
ハードルが高いほど傷ついていたのです。
結果は。
時には飲んで帰った日に祈らず爆睡してしまったり
友達とメールしつつ寝落ちしたり
一日目からやり直し、を繰り返し
一ヶ月も続きませんでした。
でもいいんです。
だって半年を待たずに願いが叶っちゃったんです。
「辛い思いを忘れられますように」が！！
あんなに悩んで苦しんで。
世の中から消えたくなるくらい心が痛くて。
にも関わらず一ヶ月も毎晩祈れないなんて！！！
しょせんそんなレベルか、私の悩みって！！と
可笑しく思えてきてしまって。
これが効果の一番大きなこと。
思い込み、執着は自分の中だけにあって自分で作るものなので
そこを開放できるのです。
しかも祈っているうちに眠れてしまうので
睡眠不足もいつのまにか解消していました（笑）
ちなみに半年も全く一日も欠かさず
世界平和、とかではなく、自分の執着のような個人的な願いを祈れるとしたら
それは叶うかもしれない、とこれを教えてくれた学者さんは書かれていました。
もしくはこれでも苦しみから逃れられない場合は
哲学的解釈では幸せになれないタイプですので、心療内科への相談を
おすすめします。
長くなりましたが、今苦しい方はぜひ試してみてください。
なんだか拍子抜けしますよ。自分の悩みって結局そんな程度か、が
具体的にわかるので。
これ、哲学的な思想をベースに
実際に体感してもらう方法の一つです。
いかがでしたでしょうか。
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