幸せについて本気出して考えてみる。

ロゴスの小径へようこそ。

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ロゴスの小径へようこそ
あなたは「哲学体質」？

さて
幸せってなんだろうかと
本気で考えたことがありますか？

今までロゴスの小径で考えてきたのは
「自分の幸せ」の'「自分の」についてでした。

今回は「幸せ」について考えてみます。

幸せになりたいと思うし、
幸せはいつも考えているように思ってきたけれど
でも真剣に考えてみると、
幸せについて本気で考えたことは今までなかったように思いませんか。
本気で考える…と思うと、なんだか怖くないですか？(^_^;)
まるで死を考えるように怖い。
それは自分の人生の可能性に直面しなくてはいけないからかもしれません。

ちなみにそれがイヤならしなくても良いのです。
今の自分を見ないで、たいした努力も学びもなく
これからどんどん幸せになるんだと信じる一生も、またアリですから。

こんな話があります。
成功哲学の本で読んだのですが出典は失念しました。だいたいこんな話です。

あるところに子供がいました。
早く大人になりたかったその子は、一晩寝たら大人になっていたいと願います。

すると女神が現れ、その願いを叶えます。目覚めると大人になっていたのです！

彼(彼女)はそこで、次は
大学を卒業したいと願いました。
勉強がいやだったのです。
するとやはり女神が現れ、翌朝には大学を卒業していました。

こんな調子で彼は
欲しい技術を
就きたい仕事に
理想のパートナー
理想の子供を
次々に手にいれました。

家族も財産もなにもかも満ち足りた彼は今度は孫を願います。
翌朝孫が生まれたのと引き換えに…
彼は天に召されました。

初めて夢を叶えてから、たった7日で彼は死ぬ事になったのです。

このお話、だから目的までの過程も大事にねという意味で
引用されていたと思っていましたが、今考えると違いますね。

これは人生をどう生きるか、の哲学の問いです。

目的を達成するために生きるのもまた人生。
目的だけを叶えればいいなら、他の日々は不要という事になりますね。
過程は幸せにカウントされずに、
本当に幸せに生きたといえるのは人生で、たった7日になってしまう、ということです。

しかしそれはそれでその人が望んだ幸せなら
それでいいのです。

昨日も書きましたが、逆に
到達するまでの過程を幸せとする人もいます。

どちらがいい人生かはその人次第ですが、
目標達成こそが幸せ、というまわりの風潮を信じて
それを自分の幸せだと勘違い…思いなした場合に、
心に空洞ができるのではないでしょうか。

もちろんこの他にもいろいろな生き方があって、
哲学の○○派、というようなものがあるのは、
そのさまざまな生き方をそれぞれが良しとしているからなんです。

さて
幸せがなにか本気で理解しないのに、それを手にいれるのは不可能ですよね。

以前も書きましたが、
幸せは自分の中にしかない…というのは上辺だけの言葉ではなく、

自分の中にしかあり得ない、作り得ない。
他人の哲学、定義では幸せになれないのです。

お金さえ持っていれば幸せ、を感じるのであればそれがその人の幸せです。

お金があっても幸せになれない、なんてよく聞きますが（笑）
自分の体験からそういうのでない限りは、説得力に欠けませんか（笑）

お金があると幸せになれないという定義も
お金がないと幸せになれないという定義も
同じ可能性のように思います。

さて
これから考えてる
あなたの幸せの定義は、誰に話さなくてもいいんです。だから安心して（笑）探せます。

そして今から決めてもいいし、
今までの自分の体質から決めてもいいし、
気が変わったら変えてもいいんです。

いえ決める必要もありません。
考えてみるだけで、驚くほど時間がかかります。
あるいは一生考え続けるものなのかもしれません。

いかがでしたでしょうか。

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