ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

あなたは、「誰」ですか?

ロゴスの小径へようこそ
なぜか心に空洞があるような感覚。幸せなはずなのに。それはなぜでしょうね?一緒に探してみませんか。ロゴスの小径ではやさしい哲学の考えであなたの世界観を変える可能性をお伝えしています。

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ロゴスの小径へようこそ
あなたは「哲学体質」?


昨日の記事は、触れたくない人には触れたくない部分。
同感してくださる方は少ないと知りつつ書いてみましたが、
たくさんのクリックありがとうございました(>_<)

世間ではあまり出会えない哲学体質仲間ですが、
この小径ではたくさんの仲間が一緒に歩いていてくださるのを知り感激です(>_<。
うまくいえないけど、一人、なんだけど一人じゃない。そんな感覚です。
ありがとうございます。


さて
あなたは自分が誰だか知っている

つもり、ですよね。


でも考えてみてください。
あなたは自分が誰だか説明できますか?
人は名前が無いと自分が誰だか説明出来ないとも言えるそうです。

名前無しに自分を、説明できますか?



人間であること、
国籍、男女、年、仕事、性格、
誰かの家族、親であること、子であること??



それらは単なる『属性』ですよね。
例えばあなたは今の性と違う性ならあなたではない?

いいえ男でも女でも
私は私。

例え私が犬であっても私は私でしょう。犬になった自分にそれが認識できるのかは別として。


属性無しに自分が誰かという説明ができますか?

あるいは自分の歴史なら自分の一部と言えるでしょうか?
例えば何かの偉業をなし得たとして、しかしそれが自分自身の説明になり得ますか?

ひまわりの作者はゴッホ、というようにやはり名前でしか現せないのではないでしょうか。

私は何年にどこを卒業して
デザイナーになり
画家になり

が私が誰か、にはならない気がします…。


これを哲学の講義で習ったとき
私には衝撃的でした。
自分のことはわかっているつもりで、
実は自分が誰かさえ名前がなければ語れないなんて!!

だからこそ
『初めに言葉(ロゴス)ありき』なのだそうです。


どこからきて
どこへ還るかも知らない。

私たちは
自分というこの魂、名前も無いこの魂を
だからこそ必死に自己主張を繰り返すのでしょうか。

私はこんな人、
私はこれが好き、

それは他人にはどうでもいいような情報まで
時には争い
時には命をかけてまで。
なんて悲しい生物なんだろう。

あるいは神の視点からは、
私たちがアメーバを顕微鏡で覗いてその個性の差がわからないけれど
彼らは自己主張しているかもしれない
そんなふうに見えていたりして。

しかしだからこそ
人間は、生き物は、魂の根っこが繋がっているという思想もあります。

この世の水も空気も動物も他人も植物も全て
同じ。あなたは私であり私はあなたでもある。

これは仏教の思想のひとつです。
(初期仏教は哲学思想と同じです。キリスト教もですが)

にも関わらず私たちは
「私は私」なんだと、自我を押し出し生きています。
説明さえできない自分であるのに。

そこに苦しみが生まれるようです。

ちなみに生きる事や死を考えていくと、

本を読む(netも含まれると言われています)人々は
いろいろ思考を続けると、仏教、般若心経に行き着くといわれているそうです。
(思想は同じで名前が違うだけなので、これを哲学や他宗教に置き換えることもできそうです)

比較的読まない(1ヵ月3冊以下)人々が、
スピリチュアルに行き着くそうです。

ちなみに近年の若者は本を読まない、と言われていますが
netや電子図書に移行しているだけで統計すると読書格差が広がっているとはいえないそうですから
年齢の問題ではないようです。

自分は本を読まない、と思われた方・・・

この、他ブログと比べて長ったらしく
気の利いた言葉も書かれていないロゴスの小径を
ここまでお読みくださっている時点で「読む人」です(笑)

まあどちらでも幸せならそれでいいんですが。
日々をより苦しみを取り除け、死の間際、不安を取り除ければそれで。


いかがでしたでしょうか。

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