ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

動揺を抑える方法

怒りや苦しみ、悲しみ、寂しさ。自分をコントロールできないほどに大きく感情が揺れる時は、自分を観察するといいそうです。

人間にはこれができます。
自分と言う身体に入った自分と言う感情をもつ自分。
それを見つめるもうひとりの、あるいは高次の自分。

これを設定できるのは人間だけだそうです。

人間は、感情のままに生きるのではなく、
こうして自分を客観視できる、
考えることができる。

その意味も知らず
生まれて死ぬだけの、まるで沼部の葦とは変わらない
「生物」であるというだけの私たちですが

「人間は、考える葦」なわけです。

考える、だけならあるいは猿ならできますよね。
この場合の考える、は上記のような考える、なのです。

これがまさに哲学の重要な部分でもあり
実は宗教される部分でもあるのですが

宗教学の先生が、研究のため
ナショナリズムを扇動するような、
とある宗教の洗脳ビデオをご覧になったそうです。

先生は笑いながら
「いやー、ほんとナショナリズムを刺激されちゃったよ。
イムリーだし。日本を武装しなきゃ、と思っちゃったよね。
まずいよねえ」
とおっしゃっていました。

つまりこれは、
ビデオをみてそのまま信じるのではなく、
信じてしまっている自分を眺めているからこその
発言です。

この発想ができれば
自分の意見を正しく持つことができます。
つまり、そのビデオの内容が本当に正しいのか
自分で調べて検証すればいいからです。

そこで正しいと思って初めて
それは自分の意見となりえますよね。

それにそこで無駄に感情を揺さぶられて
怒りを覚える必要もなくなります。

怒っている自分を、眺められるような。
そんな視点。

愛犬は未だ24時間介護状態です。
つい
「あの時私があんなことをしなければ・・・」
とか
家族に理不尽に責められると
自分を責めてしまいそうになりますが
それは二次的な悩み。

誰のせいかはわからない。
わかっても問題は解決しない。

家族は悲しさが原因の心の弱さから
誰かを責めずにいられないだけ。
友だちに愚痴ったら忘れよう(笑)

自分の感情を交えずに
事務処理するように片付けていくと
肝心なのは愛犬が元気になるために
なんでもする、ただそれだけ。
心の動揺も少なくなるということを体感できました。

もちろん
怒ったり悩んだりして解決するようなことであれば
それをしてもいいのですが
したところで解決しないなら
心は波を立てずにいた方が
いいです、と私は思っています。

泣きわめき怒る時間で
病気のリサーチをしたり
必要なものを注文したりできたので
すぐに流動食やおむつの準備もできて
これは回復に役立っています。

セッションやブログで、こういうことを言っておいて
自分は実践できずに動揺しまくる人生、という人は
実は多いですよ・・・ボソッ

ちなみにできない場合は
・・・私がそうでした。この原理を
哲学と言う形ではないにしろ、
知ってはいたのに
心は揺れ
自分の幸せは自分の外にあったので
その願いがかなわない限りは幸せになれないという
日々を送っていました。

これ、何がいけないんだと思います?
何をすればいいんだと思います?

「覚悟を決める」
「腹をくくる」

を「本気で」すればいいんです。

世の中には自分でどうにもできないことも
たくさんたくさんあります。

でも、自分の意思の問題であれば
覚悟さえ決めればなんでもできるはずですよね。

やろうやろうと思いつつ
できないダイエットも掃除も語学勉強も
転職も断捨離も過去へのこだわりも(笑)

覚悟を決めれば取り掛かれますよね。
それと同じです。

今度心が揺れたとき
そしてその動揺が不要だと思えるときは
ぜひ試してみてください。
ロゴスの小径に共感してくださっている方は
必ずもれなくできます。
覚悟さえ決めれば。

いかがでしたでしょうか。

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