過去を変える。

過ぎた過去を変える方法があるのをご存知ですか？
辛い過去。後悔。思い出したくも無いようなあの時のこと。

もちろん現実的にその過去自体は変えられませんが
過去に対しての思いを変える方法は
あります。

私たちが「過去」という時
それはいつも
「今の自分が見た過去」になりますから
その時と全く同じ感情は
持ちえないそうです。
過去は、私たちの観念の中の
出来事になってしまっているのです。

つまりそれは、
だからこそ、「過去は変えられる」。

例えば
失恋して死にたいほど辛い日々。

そんな中新しい恋が始まり、
あの失恋がなかったら
こんな素敵な恋は出来なかったな、
と思ったことありませんか。

失恋して傷ついたという過去は
全く変わらないのに
今の幸福への布石だったと思えたり。

会社を辞めて後悔した
けれど次の会社がとても良かった
あの会社を辞めたのは正解だった！

試験に落ちたけど
そのおかげでこんな学びができた

買いたかった服を逃したおかげで
こちらのブーツが買えた

こじつけですねー（笑）

しかしこじつけのどこがいけないのでしょう？

それはこじつけだと
誰かあなたを糾弾しますか？

ところが私にはいました。
糾弾する人が。
あなたにも実はいるのではないですか？

それは・・・
自分自身。

幸せだと思い込む。
何か意味があると思い込む。

思い込みは幸せなんかじゃない。

現実は現実であり
例えば命の長ささえ
裕福な人に有利であり

お金がなくても幸せ、なんてごまかしは
お金がある人だけに言えるセリフ

みたいな。

もうそれは小学校くらいの頃から
思っていました。

「貧しい国に暮らべれば幸せ」
「あの人に比べれば幸せ」
「受験に失敗したけれど、第二希望の大学が
とてもよかったから幸せ」

全部自分へのごまかしだ！と。

昔友人が
「子育てがたいへんで、怒ってばっかりいるの。
でもそれが幸せ、と思い込めるようになったの」
と笑っていたとき、

自己欺瞞だ・・・と感じ、
気の毒過ぎて何も言えなかったこともあります。

もちろん
自分をごまかしている、と強く意識しつつ
そう思うことに意味はないと思います。

けれど

そう思い込むことのどこがいけないのか。

だって逃げられないんですよね。
子育て、私はしたことがないですが
仕事だって

どんな風に考えても
やるべきことは同じで、やるしかない。

いまの
このままの自分を受け入れるしか
ないんです。

それは努力して学んだり自分のベストを尽くしたときでさえ
このままの自分を受け入れる、以外に
ない、という意味で、
なにもせずに諦めろ、という意味ではありません。
まあ、それでもいいのですけれどね（笑）

過去を変えるには
今の自分の考え方を変えるしかない、

でもそれは
今の自分の考え方を変えればいいだけ、
とも言えます。

いまの自分は幸せ、と思ったら
もっといい幸せが手に入らない、と
思い込んだりしていませんか？（笑）

そんな法則はこの世にはありません。

ところで今日は本当は
お伊勢に行く予定でした。
今頃みんな、あのあたりかな・・・と思うと
せつなくてせつなくて。

でも私は
それを変えることに決めました。

介護で腰が痛くなったのを押して（笑）
5年ぶりにキッチンの模様替え！
床にコルクカーペットを敷きつめているのですが
それを全部剥がして
その下の床も掃除しなおして
新しいコルクに貼り換えました。
気持ちいい！

しかし
そしたら腰が本当に悪化して(^_^;)
マッサージに行くことに決めて出かけたのですが
いつものマッサージの手前に新しいお店。
そこが本当にお安い！！
しかもオープンしたてだとか。

いままでの何分の一かの料金で
マッサージ。

そして帰りには好きな和菓子屋さんで
草団子を買って。

そしてそしてこれから絵の制作にかかります。

そうです。
無理やり自分で
「伊勢に行けなくなった過去」を
塗り替えるのです。
まあ、こっちでもよかったか、と思えるなにかを
捏造するわけです（笑）

これ、たいていの人が
きっと神様のお導きで、違ういいことが待っているに違いない、
と何もしないわけです。
まあそれでも後日なにかしらいいことに
つながれば、それでいいのですが

他力本願ってやつですね。
阿弥陀様のお導きで幸せになれる、と。

そんなの待ってられない
せっかちなあなたは

変えてしまいましょう。自力で。（笑）

自力で変えてしまっても、
神様からいただける分は別にもらえるので
大丈夫ですから！（笑）

今日描くのは忘れられない
増上寺。
仏教の教えはそのまま宇宙の原理、哲学です。

神社に御呼ばれされなかったようなので（笑）

ここは敢えて神社作家初のお寺の制作！

この日、伊勢に行かなかったから描けた
新境地、という過去を捏造するわけです（笑）

さて
全てをなげうって介護にあたっている
愛犬は、
少しずつですが回復しています。
まだ飲食が一人ではできないのですが
久しぶりにふらふらと散歩にいけるくらいには
なりました。
うれしそうでした。
皆さまありがとうございます(^_^)

この過去もどう「いい過去」にするかは
実は計画済みです（笑）

いかがでしたでしょうか。

アップがなかなかできずにいますが(>_<)
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