「罰」ではなく「意味」です。

何か悪いことがあると、これは「罰だ」とか考えたりしませんか？
あの時、あんなことをしたから。あの時、あんなことをしなかったから。
前世のカルマだから。

残念ながらこの世には、自分の心の中以外に
「罰」が存在すると証明されていません。

犯罪者がノウノウと生きているのも
自分で自分を責めれば「罰」を
受けるかもしれませんが
それがなければ「罰」を受けませんよね、
例え死刑になったとしても
本人がそれを罰だと思わないなら
罰になりえません。
むしろそれが
残念に思うような事件も多いですが・・・

しかも、
人を傷つけたり
お金を騙し取ったりしていない（です、よね？）
私たちが
罰を受けるわけがありません。

にもかかわらずふと頭をよぎる・・・

これは、あの時のあれの罰なのかもしれない、と。

子供時代からの先入観ですね。
悪いことをすると罰を受けるよーと
先生や親に脅されましたし、
しかもその「悪いこと」は
黙っておやつを食べた、とか
そんな程度だったりして。

罰なんてない、と思おうとしても
そう簡単に思えなかったりしませんか？

何の罪もない被害者でさえ、
人間は自分を責めてしまうそうです。
自分が悪い、これは罰だ、と・・・。

拭えない考えは、
何かに置き換えてしまいましょう。

これを、「意味」と考えたらどうでしょう。

これができなかったのは、
この先こんなことがあるための意味だった、

私にも、
愛犬が病んだのも意味がある
と思えば
ものすごく深い意味がありました。

と言うように。

どう考えようと
それはあなたの自由なのですから。
その考え方がおかしいと責めるのは
自分だけです。

それに、いつかは必ず何かしらの
意味につながりますから。
それは真実になります。

あと数時間で今日が終わりますが
世界の終末は来そうにないですね。

自分が自分に与えてしまう
なんの根拠もない
「罰」なんて、それと同じです。

呑みすぎた罰で、頭痛がする、は
あるかもしれませんが（笑）

いかがでしたでしょうか。
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