なぜ「神」は人間的か

嫉妬したり殺したり強姦したり。
神話に出てくる神々は
なんであんなに人間的なんでしょうね。

それを神だと思うのはなんだか微妙・・・

古事記の神々は、争いがあると、
もっと上の神様に相談したりするわけですから
「絶対的」であるはずの神が
絶対的、ではないと言うことになります。

納得いかない・・・けれど
神話は人間が作ったものなので
当たり前といえば当たり前（笑）

それとも神々の歴史の記録だと
信じていました？？？

紀元前から哲学者は言います。
「人間の神が人間の形をしているなら、
馬の神は馬の形か」と揶揄するように。

その後の哲学者は
「なぜ神に、人間の真似をさせるのだ
人間に、神の真似をさせた方がいいのに」
と言います。

もっともですね。

嫉妬したり殺したり、人の奥さんを奪ったり

そんな人間の見にくい部分を
なぜ神様に真似させるんでしょう・・・

ずっとなぜだろうと思っていたのですが
今日謎が解けました。

人間が愚かな行いをしてしまったときの
言い訳として

「だって神様だってやってるんだから
しょうがないじゃ〜〜ん」

と言えるように、だそうです。

人間、情けない！！！！

つまり神話の神々のすることは
人間のする愚行だったりするわけです。
なぜ神が殺し合いをするのか、と
以前質問されたことがあるのですが
答えはこれですね。

ちなみにあの有名な
アウグスティヌスの『告白』という著書に
書かれていました。

もうすぐクリスマスですね。
キリスト教徒でもないのに
この時だけ盛り上がる日本人の不思議。

と思えば
「自分はキリスト教徒ではないから
クリスマスは祝わない！」

と、普段アンチキリスト教でもないのに
急に反抗してみたりして。
どちらもおかしい（笑）

宗教嫌い、といいながら
お墓参りは行ったりするわけです。
にもかかわらず
「そこに私はいません。眠ってなんかいません」
だったりして。

どっちやねん！！！（笑）

宗教は人間の大いなる遊びだそうです。
生きて死ぬだけなんですから
自分のプラスになるように考えれば
いいのかもしれません。

マヤ歴が新しくなったそうなので
なにか新しいスタートを
これに乗じてしてみるのも
いい機会かもしれません(^_^)

いかがでしたでしょうか。
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