ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

「手放し」しましたか?

「手放し」したつもりが、新しいものが入ってこないような気がしませんか?
手放し、って不要なものを
やめたり捨てたりすればいいと
いうものではないようです。

例えば長年ずっと苦労して追い求めた
仕事の成功。
あと一歩で夢の成功が手に入る時点で
それを手放す。

うわーー無理!
無理ですよねえ!!

しかし
歴史に名を残すような人たちは
それを惜しげもなくやってきた人たちだそうです。

かの神学者で哲学者の
アウグスティヌス
あと一歩で長年の夢が叶う、というところで
それらを捨てます。
手に入れたのは信仰です。

えー、信仰かあ・・・

ちょっと別に羨ましくないような・・・(笑)

けれど本当の信仰は、
あとの人生の幸福を約束するわけですから

手放しで得られたものは
方法はなんであれ、
残りの人生の完全な幸福、と言えることになります。

それならいいかも。(笑)

歴史を紐解けば
偉人たちが手放しするその先には常に
「替わりに手に入ったもの」が
わかっているので

なんだか納得なのですが

私たちの場合は
本当にそれが手に入るのかもわからないまま
手放すわけです。

手放してもいいや、と思って
手放すようなものでは
到底人生を変えられません。

ヘタレな私にはとても無理・・・

でもいま
愛犬の介護から

手放さざるを得なくなったものがあります。

仕事です。
もちろんすべてを辞めるわけではないですが
限界があります。
今までと同じには働けません。

仕事は人間にとっての
生きる意味だとも思うくらい
私には大切なものだと思ってきたのですが

しかたない。手放すしかない。

と簡単に言っていますが
ここに至るまでは
「しかたない」とはいえ
かなりの葛藤や落ち込みがありました。

いえ、今もまだふっきれているとは言い難い。

でも、決めました。

ここで手放そう。

そして、やはり手放ししても
何も新しいものなんか
入ってこないじゃん、ということがあれば
ご報告いたします(笑)

世間でよく言われる
本当の手放し。
それは何かを捨てること自体ではなく、

捨てる、と決める決意のこと。

いかがでしたでしょうか。
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