自分に優しい言葉。

いまは大変だけど自分は絶対大丈夫。
辛くても、次は必ずいいことがある。
失った分何かが手に入る。

自分に優しい言葉たち。

これを自分に言い聞かせるのを
虚しく感じられたことがあります。
哲学を学び出してすぐの頃。

だってそれって科学的にも何も証明されていない
自分を慰めるだけの言葉。

自分はいつもポジティブで幸せだと
言い聞かせる限界は
心理学でも問題視されています。

現実を見ないで
目を逸らし
自分を騙す一生も
そうと決めたのであれば
その人の人生。
他人をどうこうは言えませんが、
自分はそんなの嫌だ…

でも最近気づきました。

いまは大変だけど自分は絶対大丈夫。
辛くても、次は必ずいいことがある。
失った分何かが手に入る。

これらは確かになんの確証もない言葉。
しかしこれを言うときは

何か辛いことがあった後
つまり
自己を否定せざるを得なかった後です。

それは
辛いことなどなにもない、
自分は幸せだと誤魔化すのとは
違います。

であれば
辛いときに自分を慰める言葉であれば
信じていいのです。

だって

いまは大変だけど自分は絶対大丈夫。
辛くても、次は必ずいいことがある。
失った分何かが手に入る。

も

科学者に解明はされていないのですから
あり得ないと決まったことでも
無いわけです。

つまり真実はわからないので
信じたい人は
信じればいいわけです。

神など存在しないと知っている科学者が
宗教で幸せになるように

否定の後にまた
立ち上がるための
ポジティブマインドであれば
利用すればいいんです。

世の中に
真実などなにもない。
だから悩むことはない
楽に生きようよ

というのが仏教の教えの根底です。
(仏教の経典はもともとは
原理、哲学です。)

年が改まります。
これをきっかけにきっと
今年一年あった辛かったことも
リセットされます。

大丈夫！
悩める人や罪人や病人。
そういう人こそ救われる。
徳が高かったり
教義を守る人よりも…と
キリストも言っています。

ロゴスの小径の皆さんは
充分思考する方々ですので
あとは優しい言葉を
自分にかけても大丈夫(^_^)

あと少しですが
よいお年を！

いかがでしたでしょうか。
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