我儘に生きてみる。

嫌いな人とも仲良く。嫌な飲み会にも参加して調和を図る。
一方、そんなのお構いなしに、自分のしたいようにする人もいます。
空気も読めずに。周りを時にはイラつかせ傷つけ
本人は知ってか知らずか幸せそう。

昨日は新年二回目のセッションでした。

セッションで多いお悩みがこれです。
職場に合わない人がいる。

客観的にみて仕事で迷惑かけられるような場合は、
もちろん上司なりに不当な扱いを訴えるべきですが

案外その人が会社で問題になるほど
仕事ができないわけでは無かったりします。
問題が本当にあるのであれば
上司も気づきます。気付かないならその程度の問題か
その人が「うまいことやっている」わけで

それを「ずるい」と腹を立てるのは
なんというか、「無駄な怒り」ですよね・・・。

とはいえ私も会社員だったわけで
ものすごくそういう場面に
腹を立てて生きてきたわけですが。

誰とでも仲良くしましょう、というのは
親や先生、社会が押しつけた
日本独特の（特に女の子はそう教えられます）いびつな教育だそうです。

誰とでも仲良くなんてできるわけないですよ！

もちろん会社で一緒に仕事をするときは
お互い譲る部分も必要ですが、
仲良くする必要はありません。
あっても表面上でいいわけで

好きになろうと努力したり
好きになれない自分を、自分が悪いのかと責めたり

誰とでも仲良く出来ない自分を責めたり
それが辛いから相手を責めたり・・・といっても
愚痴と言う形で。

好きになれなくていいんです。
そして

好きになってもらわなくてもいいんです。
ここ、勇気いりますが（笑）

空気読めなくて
でも、会社は気付かなくて問題視されていない
あなたが嫌いなあの人。

あなたがその人のようになったら
どうでしょうね？
「あんな人になりたくない・羨ましくない」
でしょうか？

であればなぜそんなに気になるのでしょう？

好きの反対は無関心、とは有名な言葉ですが
嫌いだと意識して
毎日それが憂鬱になるほどであれば
それは無関心だからではないということになります。

誰の目から見ても
ちょっとおかしい人っていますが
（脳障害だと思われますが。ほとんどが。）
そういう人は他の人から見ても
あきらかにそういう人なわけで

そこまで悩むことはないはず。

あなたがイライラして憂鬱になって
その人のことを必死に訴えてしまうのは、
まわりの人は気付いているのかいないのか
その人と取りあえず最低でも表面上は
うまくやっているからではないですか？

よくあんな人とつきあえるなあ、と。
それもイライラの一因だったりして。

今年はちょっと
考えてみませんか。

相手が悪いとかその人の性格がどうとか
どうしようもないのですから
放っておける部分は放っておけばいいんです。

仕事絡みだとどうしようもないですよね、
でも
昼休みやアフターファイブの付き合いは
しない、という勇気も出せるはず。

セッションを受けてくださった方は
もう4年くらいずっと常にそのことで
悩んでいました。
友人でもあるのですが
数ヶ月おきに会うたび、最近どう？と聞くと
その人の話になります。

私もいままでは愚痴を聞いて
同意するくらいしかできなかったのですが

友人は、
自分の中のもう一人の自分、という考えや
判断保留という考え、
そして
世界は自分が見ただけのものが全てであり
相手の不快な部分は全て
自分の中にあるものでしかありえない

というような話をしたのですが

何年も悩んでいたのがほろっとほぐれた感じに
なったのです。

ああやっぱり！
哲学ってすごい！！！

それに彼女はスピリチュアル大好きな人だったので、
その分
スピリチュアルについての悩みも多かったのです。

宗教学で習ったような
本当のスピリチュアリズムについてなども
お話させていただきました。

やはり可能性を感じます。
生き方が、つまりは世界が
変わる、可能性。

私はまだまだ発展途中ですが
それでも掴んだ確信は大きいです。

いくつになっても人は変われます。
ただ、この思想を真に理解できていない人の方が多いので
その場合は私にできることは少ないのですが・・・。

今年は、極力自由に、わがままに、好きに生きてみましょう！
もちろん役割はありますが
そうでないものを背負っている場合が
非常に多いと思います。
私はそうだったように・・。

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