ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

自分の真実を見つけよう

今日はソクラテスに学んでみましょう。
人は驚くほど簡単にうわべの言葉に騙されます。
どうせ守れやしない、とわかっていつつも政治家の公約を信じてしまうように。
これが流行の色だと言われればその色が流行り

一時流行ったヤマンバメイクとか、
だぼだぼのパンツで、下着の方のパンツを見せつつ
歩く若い男の子、とか
なんだったんでしょうね、あれ。

あれをなぜ人は恥ずかしい、と思わないのか?

実際自分はそれをする気にならなくても、
その当時は別にそれを驚きもしなかった自分であることは
間違いありません。

流行っている
皆がやっている
ならばそれは正しい、いいことである
という「民主主義っぽい」思想というか
教育がベースにあるのでしょう。

皆がしていることは果たして正しいのか?

これは非常に難しい問題です。
原発はいけない!反対!と言うならば
それに替わるエネルギーに高いコストを
支払う覚悟があるのか?
もしくは電気の無い不便もヨシとするのか?

そもそも原発が導入されたときも
多くの知識人が反対していたのです。
大人の事情で導入された経緯は調べればすぐにわかりますが

その時大衆はYESと言ったのです。

皆がいいと言うから。
マスコミがいいと言うから。
政府もいいと言ってるし。
そもそもアメリカがいいと言ってるし(笑)

あなたが原発反対する理由は?
(ちなみに私は反対です。
そしてひきかえに高いコストを支払ったり、
不便な思いをしてもいいと思っています)

まわりが反対って言ってるし、
ではないですか?

話が原発だと、ちょっと自分と関係ない話みたいに
聞こえるかもしれませんが

自分自身の仕事は?
生活は?

もしかして

自分探しを皆がしているから
やっているだけだとか

カフェごはんが流行っているから作っているだけだとか

あなたが今欲しいと思っているそれは、
実はどこかで洗脳されたりしていませんか?
つまり
うわべの言葉に簡単に騙されていませんか?

いえ、それが本当に自分のしたいことならいいんですよ。
ヤマンバメイクも
パンツ出して歩くのも
(ちなみに一か月くらい前にそういうお兄さんを目撃、
びっくりしました・・・もしくは
また流行ってるの??)
北欧の家具が欲しいと思うのも

「本当に」自分がしたいことであれば
いいわけです。

自分にとっての真実。
そこを見誤ると
自分のための一生にならない
ということになります。
愚かな大衆は説得を迎合し
自分がそれを善いものかどうかの判断ができず

それによって潤う誰かがいるわけですから。

いま
ソクラテスを学んでいますが、
自分自身に向かって自分の真実とは何かを問い詰めたとき
恐ろしいほど何も残らないと気づきます。

そうして削って削って削っていくうちに残る
ひとつの宝石みたいな「自分の真実」。
それを見つけた人だけが
自分の行き先を決めて自分を生きていける人だけが
幸福を掴みます。

つまりそれは
誰がなんと言おうと、
彼にとっては幸福な人生という意味ですが。

死を賭して自分の真実を守ったソクラテス
幸せだったとしか思えません。

この週末、少しだけ考えてみませんか?一緒に。
自分の中の真実を。

いかがでしたでしょうか。
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