ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

心の空洞を埋めるには

心に隙間が出来てしまうのは、自分を自分自身で満たしていないからです。
満たせ無い、ではなく
満たしてい無い、です。

いろんな本やブログやセミナーで
自分に気付きがあって
世界は一変したと思っても
また同じように悩んでしまうなら
それは自分を他人で満たそうとしているからです。

ほとんどの人が、子供で自分を
満たした気になっています。
それで満たされる一生ならいいのですが

そうでない人は哲学体質、と以前書きましたが
依存対象は子供に限りません。

自分を他人で満たそうとすると
苦しみます。
だって思うままにならないのが
他人なんですから。

自分は子供に依存してないから大丈夫、
でも苦しいという方は

彼や旦那さんや
親や友達。

いろんな自分以外のものに
依存していないか
考えてみてください。

この人が
こうなってさえくれれば
自分は幸せなのに。

それはその人への本当の愛では
無いですよね。
自分を埋める道具にしたいだけ。

その人にはまた同じように
その人の世界が在るのです。
世界は自分だけを幸せにして
周りの人間はその小道具であるようには
残念ながら作られていません。

ちなみに
仕事やお金への過度な依存も
本当は同じです。
ただし、常に楽しく幸せなだけで
一生すごせる仕事や、
使いきれないお金を持っている人は
別ですが。

とはいえそういう人は
仕事やお金に依存しないとも言えるので
矛盾しますが(笑)

自分は自分は一人でも幸せ。

もちろんお金とか仕事とか
必要なものは最低限は必要ですよ。

でも、自分を物質的にではなく
精神的に満たすのは
自分自身しかありえません。

それはソクラテスの言う
「より善く生きる」と言うこと。

自分の中で常に
より善い自分を追求すれば

人によっていろいろな答えが
あります。

ソクラテスには、哲学がそれでした。
私にもそうでした。

でも人によっては
制作することだったり
音楽だったり
ボランティアだったり。

その、自分をより善くしている過程こそ
幸せ と言うことです。
もちろんゴールに到達しても幸せ。
ただ到達してもさらに
より善く、を目指すので
過程が幸せ、ということになるのですが。

これは、そのままの自分を
常にプラスにしていきます。
どんな苦労や努力も、プラスになりますよね、
より善く生きれば。
自分の空洞は自分で満たされます。

反対に
自分を他人で満たそうとするのは
もともとマイナスな状態のところに
無理に穴埋めするような感じ。

ソクラテスは問います。

疥癬を患う人が、好きなだけ思う存分
掻きむしることができたら、それは快感だから
それを幸せと呼ぶのか?と。

あなたが
あの人さえこうなれば自分は幸せなのに
と思うのは、あるいは
それと似たような幸せではないですか。

他人でなければ自分は埋まらない、
という疥癬
他人を思い通りにできたら
掻きむしれて幸せ、となるわけです。

それがあなたの幸せでしたか?

いかがでしたでしょうか。

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