ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

やる気が出ないときは

自分へのご褒美、が流行っていますが、やる気がでないときにはご褒美の設定もいいかもしれません。
でも、ご褒美、にも随分私たちは慣れてきて
何もしてないのにご褒美だけ買う、とか食べる、とか
していませんか?

私はしています!!(笑)

しかしそれを繰り返すと、
結局やらなくなりませんか?

そんなときはもう一つの方法です。
カントの思想をかみ砕きます。


例えば、人か、実は気が進まないときに何かを行う時は
条件付き、つまり 「もし●●をするなら××をせよ」
というのが考えられます。
つまり

もし、旅行に行きたいなら、仕事をせよ
もし、学を得たいなら、勉強せよ

これ、考えたら
流行の大衆的スピリチュアルの基本構造ですね、

もし、お金が欲しいなら、満月に財布を振れ
もし、幸せになりたいなら、自分を許せ

とかね。


それに対するのは、
××をせよ
というもの、つまり
条件はなにもないのにやる、ということです。

これはすごいことなんですよ。
なぜなら

これは人間にしかできないんだそうです。

もし、リンゴが欲しいならこのゲームをやれ
という感じで
猿に芸をやらせたりしますね。

逆の例(ひどいことをしてそれを避けたいなら、とか)は
辛いので書きませんが

動物は、条件なしに
やりたくないことはやりません。

でも、人間には自由意思というものがあります。
人間だけがこれをやれるのです。

あなたもやっていますよ。

例えば
朝会社にいくのにおきなくちゃ、
いやだから、何か自分のご褒美をあげなくちゃ、とか

もし仕事で成功したいなら、いま布団から出よ、

なんて毎日考えませんよね。
たまにそういう日もありますがw

起きるときはもう無表見で
起きますよね。
起きるしかないんですから。

仕事の納期とかもそうですね。
残業になっちゃうし、やりたくないな、
とか悶々と考える時間があるときは
まだ納期に余裕があるときですw

もう本当に時間ないときは、
ただ、やります。

勉強もですね。試験前とか。
自分に言い訳とかそんな暇もなく。

ただ、やる。

欲しいままに犯罪を犯して盗んだり
痴漢したり

それは欲望のままに生きるレベル、
人間の自由意思がないレベルです。
自分で自分をコントロールできない人は、
欲望の奴隷なのです。


自分に××をせよ

と命じる。

これこそが、人間だけができるものであり、
欲望を克服するものだそうです。

つまりね、
悲しくて立ち直れなくて
いつまでたっても踏ん切りがつかないとき

やらなくちゃーと思いつつ
できないとき。

理由なしに自分に命じるのです。

やれ!

と。
その無条件の実行、
覚悟、腹を決める行動が

自分を、ありたい自分にすることが
できるのです。

ご褒美で動くのは動物のレベル。

神に祈るのも、
叶えてくれるなら祈る、なら
本当の信仰じゃないですよね。

ただ、信じて祈る。

いかがでしたでしょうか。

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