「辛いときこそ笑う」とは？

人生は理不尽だったり幸せと思ったら落胆したり。「純と愛」、朝の連ドラ。すごい展開ですね。見ていない人でもわかっていただけると思います。
主人公がホテル経営を成功させたくてすごくがんばる、
でも何度がんばってもうまくいきそうになると、
障害が出てきてうまくいかない。

今回は幸せになれそうな直前に、
ホテルが火事で焼失。

「自分ががんばっても、幸せになれない！
神様がやめろ、っていってるのかも」

というヒロインのセリフはまさに、
「よけいな悩みを増やしてしまっている」ですね。
神様は罰を与えたり、
やめさせるために火事にしたり、なんてしません。
ちなみにうちも過去、全焼したことがあります・・・

そのとき、誰かの、神様の罰だ、と
思ってしまったらどんなにつらかったことでしょう。
まだその頃はそういう正しくないスピリチュアルは
流行っていなかった子供時代なので
そうはならなくて済んだんだなあ・・と
いま思います。

そこにヒーロー、これは哲学的にみると
ヒロインを真実に導く、
ソクラテスのダイモーンという女神、という
位置になりますが

彼が言います。絶叫します。

「そんなことない、世の中は理不尽で
がんばった人がうまくいくとはかぎらない！！
でも、それでもがんばるしかない」

と。

これまさに、本当に哲学なんですよ・・・

これでずーーーっと幸せでいられると思ったのに、というヒロイン。

でもすーーっとの幸せ、なんて
誰にも保証されていないんです。
理不尽に火事にあったり（自分のミスではない）
うまくいきそうなところで
まるで神様に罰を与えられたようなタイミングで
悲しいことが起こったりしたりもするんです。

実は
私もありました・・・
まだ乗り越えていません。

愛犬の病気で忘れていた件があり、
それを急にせざるを得なくなったのです。

自分を責め、泣きたくなりました。
でもそれは数分。
その後は半日、ずっとそれを乗り越える方法を模索。

結局まだ乗り越えられません。
月曜にならないと、動きようがないことなんです。

この土日をどうやって過ごしたらいいか
目の前が真っ暗になりました。
でも・・・

乗り越えても
乗り越えなくても

同じように時間は過ぎていきます。
そして、それは現象としては乗り越えられるものです。
乗り越えられるかどうか、は気持ちの方。

これ、ほとんどがそうではないですか？
乗り越えられない「事柄」って
そうそうないですよ。
借金も失恋も仕事の失敗も、もちろん死ぬほどつらい、でも
それで死ぬわけではありません。
破産するなり、他の恋を探すなり、他の仕事でカバーするなり
会社が辛いなら辞めるとか、本当に辛いけど、でもなんとかなるものです。

もちろん、心は別ですよね。
傷ついた心は、解消しません。
でも、「事柄」の方は何とかなるのは理性的に考えると
理解できますよね。

としたらあとは心の方。
こっちをどうしよう、という問題だけです。

って当たり前ですが、
悩んだときは原因をシンプルに絞った方がいいんです。

辛い出来事　―（マイナス）　神様の罰　―（マイナス）　起きた「事柄、事象」

＝残るは心の問題

ですよね。

心の問題は、もちろん心療内科に行った方がいいような
心の病の場合は別ですが

そうでない場合は

自分次第、ですよね。

起こった事柄はもうどうしようもない。
理不尽でもどうしようもない。

でも、心の方は、それをどう思うことにしようと
自分の自由です。

私の場合はふと
ある瞬間から覚悟を決めました。腹を括るわけです。

そして
「これをいつかネタにしてやる！」と思いましたＷ

人生の教訓、じゃないですよｗまあ
それで気が楽になるならそれでもいいです。
私はこんな教訓、いや教訓にもなりますが
それでは厳しすぎる。

いつか友達に、こんなことあったーと
笑い話、ネタにしてやると決めました。

どんな酷い話でも、本人がネタと決めたら
ネタになります。

数年前ですが旦那さんの浮気をネタとして
（本人は辛かったはずです）
話してくれた友人がいて
その内容は悪いけれど本当に笑えるようなネタでした。

それを悲惨、と思って落ち込んで暮らすか
ネタとして笑えるか。

ちなみに友人はいまは元のさやにおさまっています。
でも、あのまま離婚、となっても
やはり友人はそれをネタにしたと思います。

というか実際離婚をネタにしている友人もいます。
そうでない友人もいますが。。。

私、ずーーーっと前、結婚する前なので
江戸時代くらいかな（嘘です）
初めて失恋したとき、それをネタにできなかった・・・
失恋、とか別れを告げられた、つまり
フラれたわけですね、つきあってて。
フッた場合はカウントしませんｗ
フラれた辛さは格別ですからｗ

それが初めての経験だったんです。
ぶっちゃけ20代後半でしたので
もう大人です。若いから、では済まない感じ(^_^;)

ああ、あのとき、
ネタにできたらよかったんだ、と。
ありえねーー！聞いてよーーー！って。友人に。

それができないばかりに
友人にぐだぐだとメールしたり、
会って、辛い、という話ばかりしたり。
友だちたちはよくつきあってくれたなーと思います。
人生で最低の自分、ってあのあたりだな・・・(-_-;)

でも、そんなとき一緒に旅行した友人が
ちょうど失恋したてで。
辛いはずなのに、彼女、ネタにしてたんですよ。
笑うんです。強がりかもですが。
そのネタが、まあ他人である私には
悪いけどやはり笑っちゃうようなネタなんですよ。
彼女の話し方もあるでしょうけど。

それ、真似てみたんです。
笑って友達に、ネタとして。
そしたら
1年はひきずっていたあのつらさが、
日々少しずつ解消していって
どれくらいかな・・・本当に
1か月くらいで、消えた、というより
本当にネタになっちゃった・・・
（マジで笑えるんですよこれがまた！）

だってね、もう彼はいない、何をしても戻ってこない。
事象は同じ。
あとは心だけ。
としたら悲しんで暮らしてもネタにしても
同じなわけですよ！！

だったら笑わないと！
辛い時こそ。
そうすると本当に心が緩みます。
笑顔で免疫があがるそうですが、それと同じ感じかもしれません。

ちなみにネタにしてから2か月くらいで次の出会いが
あったりしました・・・遠い記憶ｗ

またまた
長くなりましたが(^_^;)

今日の私も久々に落ち込み、でも
哲学思考を自分が生かせないなら
セッションなんてできないじゃん、まあ当たり前ですが。
と思って

脳内ロゴスの小径発動！！

上記のように至ったわけです。

私はネタにする。
来週には乗り越えて
個展の哲学カフェではネタにします。しますとも！

そして更に！
「これがあったからこそ、むしろ良かった」という
私がいつも推奨している、『後づけスピリチュアル』！

伊勢にいけなかったときは
寺院の作品を描きｗ
’でもそれ、本当に自分には新境地ですし
いままで掴まえきれなかったものを掴めたような
感覚なんです。
次回個展で展示しますのでぜひ見てやってください(^_^)

あ、また脱線ｗ

なので今回も後づけスピリチュアル捏造です。
これ、いいですよー
そうだこれ、今度詳しく書きます。お勧めですｗ

今回のこれで、私は実は損をします。
それは確定です。
でも絶対そこから、むしろイイものを拾ってやる！
これ、100％叶いますよ。思い込みじゃないです。
だって、自分で「創る」か「創らない」かの差だけですもん。
私は絶対作る、と決めたので100％叶いますｗ

こうして人生は自分で創ります。
辛いことも、理不尽なこともあります。
悔しいです。なんで私だけ？ってこと、あります。

でも
それでも立ち向かう。

これが「自由」です。

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