ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

いま、ここ の本当の意味

何かを成し得ることが、自分の人生の意味なのでしょうか。人生の目的、ってなんなのでしょうね?
人生に目的はありません。にも関わらず
自分のしてきたことが、まるで何か一つの結果に
向かっているかのように、
そうでなくてはならないように
人は考えてしまいます。

行為があって、目的が達成されるという
関連は、
例えば
木をゆすったら、果物が落ちてきた、

というように目前の目的、目標のための
認識力なんだそうです。
動物はそうですよね。

長い一生を一つに考えて、
自分はどこか目的に向かっていると
考えてしまうのは人間だけです。

人は脳が発達しすぎて、
本来、木をゆすったら果物が落ちる、くらいの
目的意識・目標だけしか
持てないのに

ずっと先まで関連付けて
考えてしまうそうです。

例えば、明日までにしないといけない
仕事は、何が何でもやりますよね。

でも2か月先だったら?
まだいっか、と思ってしまいませんか?

計画的にきちんとゴールにむかって
全ての自分の行動に無駄がなく
時間管理できる人が成功する、という思想は
西洋的近代化の弊害だそうです。

人間はそんな先のことまで見通して
行動できません。
できるなら自分だって、
もっとすごいことやってるよなーと
思いませんかww

ちなみに、超人的な集中力で
それを成し得る人・・・学者など

脳が違うそうです。
アスペルガー」とかそうですよね。
ちなみに病気じゃないですよ。
私たち全員にその症状はあります。
けれど、それが強い人は
例えば物理や数学に多く表れるそうですが、
それに集中、むしろ執着してしまう
そうです。

その分他のことに気が回らなくなるのですが。

アインシュタインジョブズさんも
そうですよね。

凡人の私たちには、努力しても
できないことです。

にもかかわらず、
未来まで、つまり生から死までの自分の人生を
ひとつのストーリーのように
まとめてしまいたくなる、
それこそが生きる意味だと
考えてしまうんですよね、
私たちは。

これだって、近代の思想ですよ。
昔はそういう思想はなかったのですから。

日々の幸せに感謝し、
いま、ここを死ぬまで生きる。

これが、「いま、ここ」と
言われる本当の意味なのに
快楽主義的に捉えられたり、
いま、ここ、を大事にすれば、
いいご縁がある、いいことがある、と
やはり未来につなげようとする
間違ったスピで
意味がねじまがっていますが。

とにかく
それがいまの私たちには
できなくなってしまったんですね。

自分はこうあるべき、
なんでこれができないの、
なんで成功に向かわないの、

と考えてしまうこともありますが
人生に意味はなく
死ぬまで生きるだけです。

自分のみつけた一番大事な価値を
自分の考えで守って生きれば
本来それでいいんですよね。

そう考えると本当は
若いからいい、(これは、死から遠いから、
自然とそう思ってしまうそうです)
と言うわけではないと言うことになります。
とはいえ社会がそうできているので、
実際は若い方がいい、ということに
なってしまうのですが。

今からでも。
いつからでも。

人生は目標に向かい
矢のようにまっすぐ進むものではなく

「自分」はむしろ動いていなくて
単に周りの風景が変わっているような
そんな感覚で捉えることができたら・・・。

それには瞑想が有効だそうです。

瞑想し、深く自分と繋がる。
今週から、瞑想を始めることに、
いえ正確には
今週トライしてきます!

私の宗教学の先生によると、
正しい瞑想で世の中が変わる、と。

私も実践して
皆さまにご報告しますね!w

ところで今日は久々に発熱。
1日ぼーっとしています。鼻もぐずぐず、
なんだか泣いた後のよう。

明日はちょっとがんばらないといけないことがあって。
でもそれを乗り切れば
自分の世界が変わります。
多分、手術で悪いところを取るようなイメージ。私には。

人生を変えるきっかけは
最悪、と思える事態のあとにやってきます。
小径に座って話すだけでなく
自分で体験する主義ですw

皆さんにシェアしますね!!

いかがでしたでしょうか。

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