ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

.瞑想の効果を理論します

瞑想って怪しげ?いえ、宗教的ではなく、瞑想には確かな効果があります。
私も宗教学を大学で習うまでは、瞑想=修行する人、とか
怪しげ・・とか思い込んでいました。

けれど瞑想は学問的にも効果が解明されています。

普段私たちは、何を考えて生きていると思います?
その90%が、昔のことを思い出したりしてるんですって。
しかもたいていが考えてもしかたないようなことを
ぐだぐだと。
昔、といっても今日あったいやなこと、
でも昔、にカウントします。

眠っている時間も夢を見ていますから
脳はずっと働いているんですね。
あ、ちなみに夢をみない人はいません。

夢を覚えている場合は、夢の直後に瞬間的に
目が覚めたからだそうです。
それさえ覚えていないでまた眠りについているのですが。

たまに深く眠って目覚めないときがあります。
そのときは、夢をみなかった、と思うわけで
必ず夢は見ているそうです。

で、脳はずっと
私たちの脳の表層の意識を
漂います。
過去のことを思い出したり後悔したり愚痴ったり

この、表層意識をなくすと、
人は深層心理に触れます。

例えば
勉強に集中したり、制作しているとき・・・
絵を描いたり、習字したり、
何かを夢中に作っているとき・・編み物なんかも。

そういうときって、過去のこととか
嫌なこともよかったことも、
考えないと思いません?
集中しているときは、そのことだけを
考えていますよね。

そんなときに深層心理に出会います。
余計なことはいっさい考えない、
しかし目は醒めている状態です。

眠ってしまうと、また夢を見て
表層意識がぼやーーっとしょうもない
過去のつぎはぎを見せるので
ダメなんです。
(ちなみに夢の分析を心理学的に捉える方法は
フロイトが有名ですが、最近は
フロイトの独壇場ではなくなっているそうです。
フロイトの時代はエビデンスもなかったですしね。)

これ、何かを思い出しませんか?
座禅と同じなのです。

何も考えない、
しかし眠るわけではない
寝ているようでも目は醒めている、
むしろ脳は覚醒している。

なにそれーー?と思いますが、
こうして考えてみると解るような気がしませんか?
なにかに夢中になって、余計なことを
考えなくなっている状態。
無の境地、というやつですね。

ただし、難しいことをするのはダメです。
その行為に脳を使うので・・・
例えば、茶道や弓道など、道、とつくものは
座禅、つまり瞑想と同じ効果を与えるのですが
その道を極めない限り、
無の境地にはなれませんよねw

では私たち凡人はどうするのか。
もちろんオーソドックスな瞑想も良いのですが、
なかなかやってみる気になりません。
それに
忙しい現代人ですから、瞑想!と思って
トライしてみても
あっという間に雑念でいっぱいですw

座禅を組みに行くのもいいですが、
そうしょっちゅういけませんしね・・・

そんなときは。

何か単純作業を繰り返しすると
いいそうです。
茶道も弓道も、達人になればその所作は
型がありますから、彼らにとっては単純作業と
なるわけです。
つまり、いちいちここで弓を弾く、とか
考えずに体は動いていて
頭の中では瞑想状態だそうです。
つまり、的を射る、と思っているわけでもなく
的を凝視するのでもないそうです。

どこか、心を放つような、
瞑想に近い心理状態です。

その域に達するまでに、私たち凡人はw
既出の
編み物をしたり、
絵を没頭して描いたり。

創作活動は、瞑想と同じ効果があるそうです。
確かにその世界に没頭し、
考えるでも考えないでもない
不思議な世界に入り込みます。

そして深い学問。
自分て何?なんで生きてるの?
死ぬって何?
宇宙の果ては?

とかずーーーーーーーーーーっと考えいると
やはり深層心理に触れます。
自分の中にもう一人の自分がいるような。

それも難しいときは、
身体を動かす単純作業です。
例えば掃除。一心不乱に床を磨く、など。
だから宗教では掃除を取り入れているらしいです。
掃除が修行の一環、とは瞑想をさせることに
なるからです。

工場のラインで働くのもいいそうです。
単純作業をぼーーーっと繰り返す、とはいえ
寝ているわけにはいきません。
これは瞑想と同じ効果を与えるそうです。

会社でたまに、単純な事務作業すると
やけにすっきりしたりしたことありませんか?
ずーーっと宛名ラベルを貼ったりとかw

このとき私たちは
深層心理に触れています。
それは雑念を払い、心をクリアにします。
生まれ変わったような自分になれるのです。


脳科学的にも恩恵があります。
脳は、思い出したことを、
ただ思い出した昔の嫌なこと、とは思わずに
まるで今起きたことのように
その嫌な出来事を追体験してしまうそうです。

辛いことがあると
そのことばかり思い出したり考えてしまいますよね?
すると脳は、思い出すたびに
その辛いことが今また起きたかのように
心を傷つけてしまうそうです。

辛いことを思い出すと、
今はもう辛くないはずなのに
涙がでるほど悲しいのはそのせいです。

しかも、そうして思い出すことによって
脳には深くその体験が刻まれてしまいます。

辛いときは、少しの間でも
その辛さを忘れる時間があったほうが
早く辛さを忘れられるのです。
例えば辛いとき、会社にいくと辛さを
忘れたりしますよね、仕事中は
それどころじゃない、とw

そういう時間が自分の救いになっているのです。

嫌なこと辛いことを考えない時間。

それを創るのが瞑想です。

そんなわけでここまで前ふり、(えーー!!?)
明日瞑想していきます!w

いかがでしたでしょうか。

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