ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

個展とカフェのお知らせ

改めまして
神社作家 瑠璃白の個展のお知らせです。

神々からの賜り物・四
「花鎮祭(はなしずめのまつり)」

神社や寺院で得たインスピレーションを
神水を使って描いた日本画です。
花鎮祭とは、桜の終わる頃、桜の枝を神前にお供えして
厄を除け魔を祓う
日本古来の神事です。

二回目のお花見に秋葉原へお越しのさいは
ぜひお立ち寄りください(^_^)

4月16日(火)〜28日(日)
12〜19時 土日11〜18時 最終日16時まで
アートマルシェ神田

なお予約不要の哲学カフェは
土日11〜15時(受付最終)を予定しております。
30分程度でワンコイン500円、お茶とお菓子つきです。
(ブログをご覧いただいている方には
プチプレゼントも考え中です(^_^) )
利益は震災で被災した動物を保護している動物愛護団体さんへ寄付の予定ですので
ぜひお立ち寄りくださいませm(__)m

内容についてはまたご報告いたしますが、
その場のメンバーで決めてもいいな、と思っています。

また絵が苦手、でも描いてみたい、という方への
アートレッスンも開催します。
今回はアートセラピーは開催しません(夏に予定しています)が
絵を自由に描くことで、心の癒しになります。
また、人に見せられる絵、にしてみたい方
絵がそれなりにw 見えるプロのコツを中心に
ご紹介したいと思います。

ところでこの、絵が心の癒しになる、というのは
別に怪しげなフレーズではありませんw

制作をしている時間は瞑想と同じ効果があるそうです。
自分の深層心理に触れる時間になるのですね。

そしてまた、
描く、ということは
最近テーマにしているサルトルによる
未来への自己投企、を現しているのだそうです。

つまり
存在がまずある、というのであれば
完成された絵が頭の中に先にあって、
その通りのものができあがる、ということになりますが

実はそういう過程であるかのように思えて
制作とは、
自分の中にある、何か を外に引き出すような
作業です。
出来上がる絵は、過去には存在せず、
未来にしかありえません。

また写真とは大きく違うのは
例えばりんごを描いたとしても
まったく違う絵が出来上がりますよね。
上手い下手の差とは関係なしに。

それがあなただけの世界です。
自分の中にある、あなたの世界。
それを目に見える形にして外に出す、
ってなかなかないと思います。
(もちろん平面の絵に限らず、立体物でも同じです)

写真には写真の、絵に勝る別の役割があるのですが。


哲学と宗教学を学びだして
私の神社への思いは
一回りしていっそう深まりました。

一回り、とはつまり否定を経たわけですが

哲学的には仏教の方が相性がいいのですがw

なんというか、
どう理論しても結局人生は虚しいものなので
それを救うのは、愛とか理論とかどう生きるかとか
どれもこれも虚しくて

ただただ大いなる自然と向き合う、
つまり自然への畏怖が日本の神。

何も考えず
自然に抱かれるように
ただそこに在ることが
なによりも心が救われるように感じる昨今だったりします。

とはいえ仏教も勉強し始めでまだ理解できていないのですが。

哲学に魅せられた時に、
自分の神社で感じるこれを描くこと自体に
疑いを持った時期もあったことは確かです。
けれど
さらに深く哲学し、また宗教学をあわせて学んだことで

神とはなにか
制作とはなにか

自分の中でむしろ肯定されるものにかわりました。

その感覚を得ることができたのは
作家として人生の大きな転機だと考えています。

いかがでしたでしょうか。
そんな個展を控えていっぱいいっぱいな瑠璃にw
応援クリック、よろしくお願いいたしますm(__)m
 ↓

人気ブログランキングへ