人生に無駄は無い？

今日また個展で作品をお買い上げいただけました。
本当に本当にうれしいです。

しかしロゴスをお読みくださっている方以外の方に
作品の説明をさせていただくのは非常に難しいです。
絶対的な虚しさ、絶望、
しかし生きていくしかない、というような。

まあ、作品はどんなふうに捉えていただいてもいいもの、というか
そうでなくては意味がないと言えますので
自由に捉えていただいていいのですが

言葉にできないような思いを、
絵で共感していただけたときは本当にうれしい気持ちになります。

ところで最近、
ずっと悩んでいた（ように見える）哲学病から
抜け出して元気になったね、
と

すごーーーーーーくたくさんの人から言われます。

もしかして、このブログでもそう感じている方も
いらっしゃるかもしれませんが

哲学病は不治の病です。

つまり全く自分は変わっていません。

だって
なぜ生まれたのかなぜ死ぬのか
なにも解答は得られず
この世は全て自分が見たものだけが全て、
ある意味フェイクであることも
絶対的な孤独も
なにも変わらないのですから。

ただ、それを追求して生きても
幸せになれるわけでも
答えが得られるわけでもないので

死ぬまで生きるこの人生を
どうやって日々を楽しくうめるか
だけが人生です。

だからこそ、
「好きに生きる」ということを始めたわけです。
ある意味、開き直ったというかｗ

人生に、無駄な時間だからと
二年間封印していたゲームも再開ｗ

人生に無駄はない、とよく言いますが
それはなんでも後の経験になるから、という意味ですよね。

でも
本当は

人生に無駄は無い、とは

だって
無駄なんてあるわけない、ということだ
と気づきました。

ないんですよ、つまり。
後に役立とうが立つまいが。

それは人生に意味がないのと全く同じく、
この無駄だらけの人生そのもの、これこそが人生であり、
言ってみれば
人生全てが無駄なんですから！！ｗ

その証拠に私がこの世に生まれなくても
なにも変わらないわけで。

とかいうと反論あるでしょうね、と思ったけど
ロゴスをお読みくださっている方はご理解くださいますねｗ

人生に目的なんかない。
（自分が設定する目的、という意味ではなく
神に与えられたような目的という意味です。
あるのかもしれませんが2013年現在証明されていませんね）
人生なんか無駄です。

人間はそれを知っている。
だからこそ人生に意味を求め

だからこそ他の動物を虐殺したり
植物を絶滅させたり
人間同士殺し合ったりするわけで。

しかし、
だからこそ

意味や目的がないように、無駄もないわけです。
このまんま、この日々が人生そのものなんです。

当たり前ですよね。
きっととっくに気づかれている方も多いでしょうね。

私はそれにごく最近気づきましたｗ

ちなみにアグレッシブに生きるな、
ガツガツ生きるな、という意味ではありません。

好きに生きる、にしてもそうです。

どう生きるか、ではなく
それをどう捉えるか、です。

ガツガツ何かを獲得するのを目的に生きても、
それが好きで楽しくて
目的までの道のり自体も楽しいと思えたら
それでいい、というような意味です。

虚しさを抱えた哲学病である自負はありますが、
けっこうアグレッシブに生きていますし
そういう自分が好きです。

ただ、好きではないことにまで必死になるのはやめた、
というだけです。

虚しいこの
無駄であるところの人生を

自分が楽しく生きる道を
探して生きよう

それが精一杯な気がします。

いかがでしたでしょうか。

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