ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

家族との関係

哲学を始めて、心理学も少しずつ学び始めると
家族との関係で悩んでいる人がとても多いのに驚きます。

心理カウンセリング系のサイトをみると
相談のほとんどが家族との関係なのに驚かされます。

親との関係が
今の自分に良くも悪くも影響しているのは
間違いないとは思います。

けれど、
成人してから何十年もたつのに
未だに おかあさんが・・・というこだわりを
持っている人の多さ。
(悪いと言っているのではありません)

ちなみに自分はといえば家族の環境は
そんなに良いものではなかったと思います、
というのは、そういうサイトを見てから気づいたのですがw

嫁姑の関係の問題
両親の関係の問題
食事はバラバラ
両親が仕事を持っていて不在
鍵っ子
子供に一人で外食させる
勉強を見てもらったことはない
他の兄弟ばかりかわいがる
お金だけ与えて放置

ランダムにあげましたが、
こういうのが問題となるそうです。

いくつか当てはまりましたか?

私は全部ですw

でも不思議ですねー。
私は一度も家族の問題で心が傷ついたことがありません。
まあ、深層心理ではなんとか、と言われると
なにかしらあるのかわかりませんがww

あるとき、
お前を産んでおいて本当によかった、と
言われたことがあって。

感動の言葉らしいですが違いますw
つまりそれは、
産まない選択もあった、ということでした。

そんなこと知りもしなかったのですが(^_^;)

それを知ったとき私は。。。

特になんとも思いませんでしたww

生まれて来なければ楽だっただろうし
生まれてきてしまった身としては
けっこう楽しく生きているし
どっちでもいい、という感じ。
というかむしろ、それを知っても
今のなにが変わるわけでもないし

やはり哲学体質である親にとっても
産んであげない方がよかった、というような
感覚があったのがわかったからかもしれませんが。

もしくはそんな親にしてこの子あり、なのかもしれませんね・・・。

母が種から育てた柿が数年前、
20年で初めて実をつけました。
母はそれはそれは喜んで収穫を楽しみにしていたのです。

ところが家の庭の柿の実を、近所のジイサンが
高枝切挟みを持って盗みに来たことがあります。

かなり口論となり
(というのも、門の外に実がはみ出しているから、とか
なかなか撤退してくれず)

警察に電話する、といって電話のふりをしたあたりで
ジイサン退却、
あとをつけると(つけるな?!w)
面識はないけれど近所のジイサンでした。

いやな思いをしました。
柿がどうの、以前に、はさみをもって他人の家の実を
平然と盗っている行為自体が怖くて。

母も私も怒り心頭。
でもご近所だし、クレームをジイサンの家族に言いに行くと、
あとあと面倒かも・・・

あなたならどうします?


父はこう対処しました。

実が完熟になってから、その実を
ジイサンの家に届けたそうです。
あのときはまだ渋かったから
あげれなくてすいませんでした、と。

そんな話、ありましたよねえ!!!!

母と爆笑しました。
それって怒って怒鳴りつけたり警察呼ぶよりも、
ずっとずっと「ぎゃふん」と言わせた感ないですか?!!
ジイサンもその家族も恥ずかしかったでしょうねえ!!w

いやーー出来過ぎでしょ!という感じ。
思いつかなかったです!!
ちなみに父は人がいいのでそういう対処をした、というより
「ぎゃふん」狙いです。確信犯ですw
いいなあ、その思考!w

つまりは
家族の関係も

ちょっとしたこういうトラブルも
(近所のもうろくジイサンが柿を盗む、程度の対応という意味です。
窃盗など犯罪行為の問題ではなく)

どう受け止めるか、ですよね。

あ、ちなみにこれ教訓的な話ではないです。
ケースは人それぞれですから。

ただ、私は幸福に育ってきたつもりだったのに、
さまざまな「不幸な」ケースにあてはまるなあ、と
今更気づいたwけれど、
本人が幸福だと思っている以上、やはり幸福だったとしか
思えないなあ、と。食事はバラバラでもw

父の話は、
ものごとってどう受け止めるかで一変するなあ、と。
父が対処しなければ、
いまだに嫌な思い出だったと思います。
父のおかげで、たまに思い出すとおかしくておかしくてw

やはり世界は自分次第のようです。

そういえば
子供時代、車の来ない横断歩道で赤信号で止まっていると、
車こないのに渡らないなんてばかじゃないの?と
母に笑われました。

学校で習ったから赤で止まる私。
何も考えずに生きていた証ですよねえ。

それを子どもに愚かだと教える母。
難しい倫理の問いが隠されていたとは!
やはり世界は自分次第のようです。
車のいない道路で赤信号を待つ世界と待たない世界のw


さて
展示も明日で終わり。
今日は展示に学友が来てくれて、いろいろな話を。
すっかり大学が恋しくなってしまいました。

会期中は哲学本が読めずに
フィードバックが滞りましたが
展示でいろいろな方とお話させていただいたおかげで
哲学の思考的にも
とても勉強になりました。

明日は最終、千秋楽!
皆さまにお会いできるのを楽しみにしております^^

いかがでしたでしょうか。
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