ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

自分を生きる、しかない。

ロゴスの小径へようこそ

さてハイデガー存在論ですが
だんだん難しくなってきました(-_-;)
うまく噛み砕いてご報告できるようになったら
順次アップしてまいりますね。

ちなみにハイデガーの主張とは、

未来の自分は自分で選び取る!
可能性は自分で決めるもの!

・・・というような「絵空事」ではありませんよwww

もちろん、その言葉は勇気をくれるかのように感じますし
信じたい。
でも違いますよね。
違うのを哲学体質の人は知っている。だから

一見いいな、と思える言葉を聞いても
何の意味もないことも心の底でわかっているので
むしろ虚しく感じたりしません?w

可能性も未来も、自分ではどうしようもない部分を内包しています。

自分がこの自分であること、がまさにそれです。
この自分を私たちは選んで生まれてこれませんよね。

つまり自分とは、
いやおうなしに「この自分を生きるしかない」ものです。

ちなみにそれに気づいていても
何もできない人

気付いていないがゆえに、
自分そのものをむしろ生きている人

という人びともいるそうです。

ともあれ自分を選べない。

その段階で既に、人生とは自由に自分で選び取って
生きていく、という単純なものではないようです。

もちろん未来も、自分で計画したとおり
すべての「有効な」ことを実行して目的に至るようなものでは
ありません。

その西洋的思想は幻想であることは
今では本当は誰もが気付いているはず・・・でも
一昔前、その思想がすばらしい、とされた時代に
書かれた成功哲学書などは
設定した未来にむけ着々とやるべきことを
実行するのが成功の秘訣である、ようなことが
書かれています。

それを学んだ人もまた、それを信じています。
私もそうでした。

未来に進めば進むほど、よりよい社会、世界になっていくと
信じていました。

でも違うんですよね・・・。
そんなことも大学で去年知りました(-_-;)

なので、
どうも人生とは、
計画した未来に向かってスケジュールを作り、
その通りに「すべきこと」をしていき、
階段を登るように成功に向かう、というものでは
なかったようです。

それはとっくに西洋では周知の事実なのですが
日本人はいまだにそれを信じているんですよねえ・・・。
まだ、そういうの流行ってますもんね。

ではどう生きるのがいい、かといえば
「今」を生きるしかないわけですが、
ハイデガーはどう主張するのかはまたご報告いたします。

でも、大事なのは
そこは自分で決めればいい、ということ。

ハイデガーがこう言ってるから、
私、そうしてもいいんだなあと思った、

というような話をする人もいますが、
それは違います。

あなたが自分を生きるのに、誰の許可もいらないのです。
誰の許可もいらない代わりに、
自分で責任をとるしかないのですが。

哲学にはいろいろな説があり、
ハイデガーが全てではありません。

自分にあったタイプの生き方をした天才の話を聞くと、
自分だけの思考より、高みへ連れて行ってくれる、という
だけの話です。

つまりこの世の哲学書全てを無視するような生き方でも
全く良いわけです。
むしろ誰かの言うとおり生きるのは
意味がないこととも言える。
それを知るために哲学を学ぶ、という
感じです。

自分自身を生きられればそれでいい。
そこに気づくと

他人がどう生きようと全く関係ない

と思えるようになります。

そしてそうして生きている人こそ
強者である、と感じる昨今です。

いかがでしたでしょうか。

ここをオープンして約半年。
ついに40000アクセスを記録しました!
皆さまありがとうございます(^_^)

この半年で、本当に
今までの人生ってなんだったの?と思えるような
大事なことを掴んだ気がしています。
うまくお伝えしきれているか、文字がもどかしいのですが

少しでも何かのヒントにしていただければ幸せです(^_^)

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