ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

日本の神様・3

ロゴスの小径へようこそ

知っていそうで知らない
日本の神様について
そして日本人にとっての神様についてを
少しずつご紹介しています。

ご興味のある方はこちらもどうぞ(^_^)

日本の神様
日本の神様・2


さて
神様って、どんなイメージですか?

いろんな宗教によっても違うのかもしれませんが、
でも

この世を、この宇宙を創った
絶対的な何かであること

人間には到底及ばないような
人間がコントロールすることができないようなもの

とかいうイメージは
同じなのではないでしょうか。

神をコントロールしている、
しようとしている人間
と聞いたら、なんて傲慢な、と思いますよね。

ところが私たちはどうでしょうか。

神社に行って
たった数十円で、願いを叶えてくれるよう要求します。

数年前に読んだスピ系の本では
先に、ありがとうございます、と言ってしまうといい、
とありました。
先にお礼を言われてしまうので
神様は願いを叶えざるを得ないそうです。

つまり
神は人間によってコントロールされるものと
なっているわけです。


聖書によると
「はじめに言葉ありき」。

神が
光あれ、

とおっしゃったので
この世には光が生まれ

水が大地が生まれたわけです。

つまり、言葉とは
神の言葉。
神は絶対的なものです。

日本の祝詞とは
神を讃えることで
「ご利益をいただく」装置になっているそうです。

徹底的に神を褒めて褒めて
機嫌をとって
願いを叶えてもらおうというわけです。

日本の神さまはほとんどが
怨念を、祟りを鎮めたものですが

鎮めることで代わりに
こちらの願いも叶えてもらおう、
守ってもらおう、というわけです。

それを請われた神は
願いを聞くしかない。
つまり神が奴隷になっている状態です。

たくましい日本人!!!ww

ちなみに、いい・悪いという話ではないですよ。


そして日本の神様には
場所が重要だそうです。

そう言われてみると、
他宗教ではどこで祈っても
そう問題視はされません。

けれど日本の場合は
その神社に行くことが重要ですよね。
これは、もともと神様が
その土地土地の自然を畏れ
鎮め
褒め称えることで
より善いものをもらおうと
祈った証。

日本の神様は本来
その土地の神様だったのです。

ご神体とは
滝であり
磐座であり
山であり

その場所にいかないと
拝めないものです。

神社に行くと
その土地のパワーを感じますよね、
それが何かはわかりませんが。

(とはいえ神社は鉱脈の上に建っているとも
言われています。磁力の高い場所なので、
パワーを誰もが感じるそうです)

まだ
神に名前もなかったような太古の昔

自然を畏れ敬った私たち。

ちなみに近年、日本の神様は
アニミズム、とも言われていますが
正確にはそれは違うそうです。

アニミズムとは精霊の信仰。

私たちは
山であれば山そのものを神とし、
山の精霊なるものを信じたわけではありません。

こんな太鼓の昔の神様から
今、私たちが数十円で願い事を叶えてもらおうとする神様までの歴史を
少しずつ紐解いていこうと思います。

いかがでしたでしょうか。

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