ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

振り子のように生きる

ロゴスの小径へようこそ。

人の幸・不幸とは結局
相対的なものだそうです。
それは他人と比較した場合、でもありますが

自分の中でもそうです。
いいことがあるから悪いことがあるし
悪いことがあるからいいことがある。

と、感じる。

結局人は
自分が幸せだと感じることと不幸だと感じることの間を
ゆらゆら定まらずに生きていることになります。

ところで、中学生の頃読んだ仏教の本に

振り子のように生きる方法が書かれていました。
私はそれからずっと、それを意識しています。

これは、いいことがあれば悪いこともあるよ、
というような慰めではなく

もっと実生活に則しています。

例えば、試験で悪い点をとってしまった。
落ち込むし自分を責める、子どもなら親に叱られる。

どうしたらいいのか、というと
次にはいい点を取ればいいんです。

って、当たり前のようですがw

でもこうして、
ちょっと自分にとっての良くないことが起きると
人はどんどん、悪い方へと向かってしまいがちだそうです。

いいことがあって、調子がいいと
何もかもが調子づいたりしますよね。

それと同じように

悪いことがあると、どんどん悪い方に考えたり
悪い方に落ち込んでしまうそうです。

例えば、体重維持の法則ってご存知ですか?
1ポンド増えたら、1ポンド減らす、だそうです。

500gくらいですから、食べ過ぎたらすぐそれくらい増えますよね。
でも、減らすのも簡単。翌日調整すれば戻ります。

これを続けていれば太ったりしない、ということになります。

当たり前です。
当たり前ですが

500gくらいだから、とそれを積み重ねて
太っていくものですよねw

仕事でちょっと失敗すると、
人生の何もかもが悪いことが続くような気がしたり

いえ仕事でなくても
悪いことが起きると、それが続くような気持になってしまって
何かの罰だとか思ったりw

全ての人間の人生は、振り子のように
(自分の定義した)いい、悪い、の間を
揺れているんです。

あなただけではなく、誰もがそうなんです。

誰しもに、必ず悪いこと・嫌なことはおきます。
でもその時は、その分、振り子を反対側に振るようにすればいいんです。

しかも、ふり幅が小さいうちに。

1ポンドの増量のうちに、戻すのは簡単だからです。

ちなみに、いいことが続いて調子いいときは
悪い方へ戻すの?と思いますが

それもまたyesです。
人の幸・不幸は自分の中のふり幅ですから

あまりに調子に乗っている、と思えたら
少しクールダウンを心掛けた方がいい、と
その仏教の本には書かれていました。

幸せな状態、とは振り子がゼロを刺しているとき。
プラスでもマイナスでもないときです。

中庸 が人の心の安定、つまりは幸せな道と
仏教(実際には哲学や他の多くの宗教も)は言うので
そうなるわけですが。

常にゼロ、はありえませんが、
でも
ちょっとマイナスに人生の振り子が振れてしまった気がしても
そう落ち込むことは無いということです。
プラスに振り子を振らせれば、プラマイゼロになるのですから。

ちなみに振り子は、人生のトータルの振り子、というイメージなので
マイナスの出来事を無理やりプラスに、というのではなくても
他のことでプラス、にしたらトータルプラマイゼロ。

ちょっとムカつくことがあったけど、
スイーツ食べて幸せ、で相殺もありですし

ダイエット中だけどケーキ食べたい・・・なら
食べて、その分運動で相殺、でいいわけで。

そう考えると、日々のちょっとした調整で
案外うまくやっていけそうな気がしませんか?

修正は1ポンドのうちにw

いかがでしたでしょうか。

励みにしております。応援クリック、今日もよろしくお願いします(^_^)

人気ブログランキングへ