「どうせ死ぬ」からこそ。

ロゴスの小径へようこそ。

ロゴス仲間が池田晶子さんの本を読み、最近忘れていた、

人はどうせ死ぬ

を思い出させてくれました。

人はどうせ死ぬ。

でもこれを、どうせ死ぬからどうでもいい、
どうせ死ぬから成功(自分が思う成功)しなくてもいい、
どうせ死ぬから努力しなくてもいい、

と捉えるとそれは全くの間違いです。
そう捉えると、
一瞬人生はこのままでいいんだ〜と、
楽に思えるけれどすぐに虚しさが襲います。
虚しくならない方はそのまま幸せに一生を終えればいいだけですが。

ちなみに友人は、どうせ死ぬからなにもしなくていい、
とは捉えていない人です。
おかげで思い出しました。

ああ、そうだ、どうせ死ぬんだった。

死ぬからこそ

今を精一杯生きる。

自分の病から死期を覚悟されていた池田さんが

それでも日々を生きたこと
投げやりでも諦めでもなく
その時々を生きたこと。
それが彼女の生を本当に美しくしています。

どうせ死ぬ。

だから生きたいように生きるんです。

どう生きたいかは
それは人それぞれですが

他人のように生きたいと思うと、
自分とのギャップに苦しみますよね。
全く同じならいいのですが
全く同じ人間なんていません。

毎日血を吐くような練習をするスポーツ選手。
それが楽しかろうがなかろうが
有名になろうがなるまいが
どうせ死にます。

ではそれは虚しいのか？

とんでもないですよね。
その人は誰に強要されたわけでもないのに
それをする。

つまりそれこそが、
自分を生きている、ということです。

むしろどうせ死ぬからこそ
自分のしたいことをやる。

そしてそれに気づいたら
何かを始めるのに、遅いということはほぼありせん。

どうせ死ぬ。だから

最高の自分を生きましょうよ。

最高の自分を生きるには
もちろん努力は不可欠です。
いまのそのままのあなたが
自分の中の可能性の
最高を生きているならそのままでいいのですが。

最高の人生、とは
自分の中での、自分が考える最高の自分を生きた人の
人生なのではないでひょうか。

いかがでしたでしょうか。
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最高の自分を生きましょう。