ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

好きなことが見つからない

ロゴスの小径へようこそ。

今日たまたま、東洋経済のオンラインニュースで、
中島義道先生のインタビュー記事を見つけました。

考えさせられることはいろいろありますが、
今日は特に
好きなことが見つからない、という人への言葉が
心に刺さりました。

好きなこと がない、という人がとてもとても多くて
私はいつも、いろいろやってみて、しっくりくるものを選ぶしかない
と答えていました。
自分も本当にいろんなことをして、やっとそれを見つけたからです。

中島先生は更に辛辣です。

「――「好きなことをする」のほうですが、好きなことが見つからない場合はどうしたらいいのでしょうか。

それは“好きなこと”を絞っているからですよ。人に尊敬されることとか、親が納得することとか。そんなこと言ったらできるわけないじゃないですか。本当にのんべんだらりと生きたかったら、それに邁進すればいいんじゃないですか?」

(出典 今の若者はプライドが高すぎる “戦う哲学者”中島 義道氏に聞く- 東洋経済オンライン(2013年5月15日08時00分)

いかがですか?

好きなことが見つからない、というあなたは
それでお金が儲かるか、とか名声を得られるか、人に話したらカッコいいか、
などを考えて、その範囲の中で選ぼうとしていませんか?

みんなが素晴らしい、というような「好きなこと」をめざしても
しかしそれが本当に自分の好きなことで無い場合、
心は埋まりませんよね。
もしくはいいな、と思っても
やる前からあきらめたりして。

好きなこと

とは、お金が例え得られなくてもやりたいこと、です。

それをフィルターにすると少し見えてきます。
例えば今私は筋トレに夢中ですがw
インストラクターと違い、ジムにいってもお金はもらえません。

大学も好きでたまらないのですが、
やはりそれでお金がもらえるわけではありません。

というかむしろ払っていますw

それでもやりたいこと、が 好きなこと です。

そう考えてみると
それで生計を立てたいと思うようなものは
好きなこと、より 仕事、なのかもしれません。
もちろん、その仕事が無料でもやってしまうというというのであれば
それは好きなこと、とも言えるのでしょうけれど。

だからどうした、ってことですが(^_^;)
でもこれ、すごいヒントになると思いませんか?

講師をしている友人は
生徒の成績がいいと、自腹を切ってなにか買ってあげたり
塾の卒業生に誘われれば、文化祭に出かけていったり
プライベートの時間も費やしていました。
(※塾によってはそれが禁止のところもあります)

友人にとってそれは仕事でしたが、
やはり「好きなこと」なんだと思います。

もちろん、好きな仕事なら無料で提供すべきという話ではないですよ?

好きなことが見つからない人は、
まず、自分でフィルターをかけてしまっていないか、
範囲を狭めていないかに着目するといいようです。

それには、
お金をもらえなくてもやりたいか、が
ひとつの判断基準になると思います。

実際、今なんらかのジャンルで成功している人も
最初からどんどん稼げたわけではなく、
「お金は入らないけど、好きだから続ける」
をしてきたはずです。

最初から、お金が稼げるもの、カッコいいもの、と
自分で範囲を狭めると、本当の「好きなこと」に
辿り着けない可能性が高いですよね。

好きなことが見つからない方は
ぜひ一度考えてみてください。

いかがでしたでしょうか。
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