ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

自分は悪くないのに!

ロゴスの小径へようこそ。

悪いのは会社の上司。
悪いのは会社の部下。
悪いのは友達。
悪いのは彼。彼女。
悪いのは母親。
子供時代の体験。トラウマ。
悪いのは政治。
悪いのは日本。

ええ、そうです。

あなたは何も悪くない。
悪いのはまわり。

だとして。

さあどうしますか?

結局それでも歩き出すしか
ありませんよね。
他人のせいにして気を紛らわせるなら
それもいいかもしれません。

むかあ〜しですがw
つきあっていた人が浮気して、
そのまま彼女と付き合い出し、私はふられてしまいました。
その時友達が私を慰めて
「彼が悪いよね」
といってくれました。

その時の私の気持ちは・・・

正直、よけい惨めになりました。

確かに一般的には浮気したカレシが悪い、と
言えるのかもしれません。
でも人が人を好きになるのに、いい悪いなんて
ありません。
言ってみればむしろ、ふられるような自分が悪いのです。

彼は、悪くない。と言った私の言葉は
まるで未練があるように聞こえた様子でしたが(^_^;)

その時私は気付いたのです。
世界は自分の思考の中だけのものなんだ、と。

自分の思考の中では、彼が悪い、となるでしょう。
でも実際は
先述の通り、いい、悪い、なんかないんです。
そこで、それは悪いことだからと引き留めても
なんの意味があるのでしょう?

客観的(と思われるように)に見て。
一般的(と思われるように)見て。

その人が悪い。
裁判で裁かれるような状態でもない限り

それを決めることに何の意味があるのでしょう。
いえ、
決めてもいい。

でもそれを何年も何年もひきずることに
なんの意味があるでしょう。

大学に親が行かせてくれなかったことを
いまだに嘆いている友人がいます。

仮に親が悪かった、として

それを恨み人に話し生きていくことに
なんの意味があるのでしょう?

自分で勝手にいけばいいんです。大学なんて。
親がお金を出してくれないからと
奨学金で大学や院に行った人は
身の回りだけでも数人います。

そう、それは
自分が何も行動しないことに対して
「親が悪い」というのを言い訳にしているだけのこと。

誰かのせいにして問題解決せずに抱えているのが
本当の幸せならそれでもいいかもしれません。が、
たいてい人はそれを他人に話します。
つまり、言い訳しているわけです。

何もしない自分は
悪くないんだと。

問題はそこです。

自己欺瞞に陥るからです。

自己欺瞞の何がいけないのか?

人は、本当のことを話したり書いたりしないと
本当に自分が考えていることが
わからなくなってしまうそうです。

もちろんそれでもかまわない人は
それでいいんですよ。
周りの責任だからと自分は行動せず
日々が楽しく充実して生きるなら
それでいいんです。
幸せに生きるために生きているんですから。

あ、ちなみに
人は幸せになるために生まれてきた、とか
よく聞きますが

宗教ならわかりますが

そうでないなら
欺瞞に満ちていますねーーー
そんなルール、誰が決めて人を生み出したというのでしょう?

でも、
幸せになるために生きている、のは正しいと思っています。
だって生きる意味なんかないんですから、
自分で決めるしかないわけです。
なので、どうせ生きるなら幸せに生きたい、は
誰しもが思うところですから。

・・・閑話休題

自分が本当は何を考えているのか。

実は、恥ずかしながらそれを知ったのは
私もつい最近です。
それまで本当に周りの言葉に流され
自分て、こんなこと考えているのかも?と
本物ではない小手先のスピに心を惑わされたりもしたのですがw

心地が悪い。

で、見つけたのが哲学であり
始めたのがこのブログです。

ここで語ることで私は自分が何を考えているのか
改めて知ります。
けっこう嫌な奴だった!とかww

それは自分には厳しい言葉だったりします。
ほとんどの事は・・・不当な扱いを受けているわけではない限り・・・他人に責任はない。
他人の責任だとしても、結局自分がどうにかするしかない。
自分を生きる以外を、私たちは生きることができないのだから。

自分を生きるには、
自分を知ること。
自分を知るには
本当の言葉で語り、書くこと。
(もちろん嫌なら人に発表しなくてもいいのだと思います)

日記だからブログだから本音を書いている、とは
限らない場合もあります。
もちろん匿名であっても、です。

自分にとっての真実は何か、を
考えて考えて出る言葉こそが
自分なのだと思います。



いかがでしたでしょうか。
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