ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

作りたい未来へ手を伸ばそう。

ロゴスの小径へようこそ。

最近、爪がよく割れます。
少し前からなのですが、いくらなんでも爪が薄くてぺらぺらです。
赤ちゃんの爪ってこんなではないだろうか・・・。

それで慌ててカルシウムなどをとっているのですが、
一か月たってもそう変化がありません。
すこーーーーしマシになったかも?という程度。

どんな栄養を摂ればいいんだか・・・

で、ふと気づいたのですが
そういえば、今折れている部分のこの爪は、
いつのなんだろう、と。

調べると、諸説ありますが手の爪は半年くらいで
生え変わるそうです。

ということは、今指先にある部分の爪は、1月くらい。
一番酷かった先月は、去年の12月くらいに生成された爪ということになります。

思い当たりました。
愛犬の介護です。

愛犬が病んだのが12月のはじめ。

その頃は睡眠もろくにとれず、
食事もきちんと摂れませんでした。
精神的にも時間的にも、買い物も行けず
とりあえずスイーツをコンビニで買ってきてもらい、
それで凌いでいました。

それが癖になって、しばしいい加減な食生活が
続くことになります。

これはイカン、と気づいたのが2月くらいでしょうか。

怖いですね。
半年前の不摂生がいま祟っているわけです。
今回は理由が鮮明だったのでわかりやすいのですが
普段なら気づかなかったと思います。
なんか爪が割れるなー?程度で。

どうりでいま慌ててカルシウムをとっても
爪が固くはならないわけです。

その部分が先端に来るのは、半年後なんですから。


当たり前のことですが(^_^;)
考えてみると、
最近よく考える、ベクトルについて、を思い出させます。

今のこの自分を作ったのは
今までの自分の行動の選択で方向付けされたベクトルです。

別に死にはしない、
介護でそれどころじゃない、食べ物なんかなんでもいい、という
選択の連続が

今のこのボロボロの爪を作っているわけです。

これはつまり、
今日、これがしたい、先の事なんかどうでもいい、という選択、というか
流されるように生きると
その先にあるのは爪がボロボロの自分かもしれない、と
言うことですよね。

どんな選択をしても幸せ、
どんな状況でも幸せ、ラッキー♪

という呪文は、一瞬心を安らげますが

真剣にその都度選択してきた人とのベクトルは
当然開いてしかるべき、です。
あるいはキチンとその都度選択してきた人が、
「いつでもラッキー」と言っているだけかもしれませんし。

改めて書くほどもない、当たり前のことですが
日々のコツコツした選択は見えにくいですが

今日の行動が、未来の自分を作る。

その、病気になった愛犬は
殺処分寸前で引き取った子で、引き取ってみると
噛み癖のある子でした。

はじめはいろいろ自分でできることをしてみるのですが
安心して一緒に暮らせるレベルには到底なりません。

そのとき私は、
今はまだなんとか一緒に暮らせる、でも
病気になったときは?大地震で抱きかかえて逃げなくてはならないときは?(噛みつくので抱けない)
自分が年を取ったら?(トレーニングをそれから始める体力や気力に自信がない)
自分が死んだら?(噛み癖のあるこの犬を引き取る人はいないので、殺されてしまうかもしれない)

先を考えると、今行動するしかない、と思い
アメリカのトレーナーさんに、私をトレーニングしてもらうことで
犬の扱いを覚え、仲良くなれたという経緯があります。

犬が病気になったときにはもう
抱っこしたりなんでもできるようになっていましたので
躊躇なく抱きかかえ病院へ連れていけました。

病気で弱っていたんだからできるだろ、と思います?
肉をちぎられるほど噛まれた経験があれば
一概にそう言えないほどの恐怖が体にしみついて
そうそう簡単ではないことがわかると思います。

ちなみにツレはそのときまだ犬にはきちんと
触れない状態でしたので、
私が帰宅するまで、犬に触ることもできず
放置することもできず、という悲惨な状態でした。
(トレーニングをしたのは私だけで、私しか犬に触れなかったのです)


もちろん病気にならなかったとしても、
日々緊張感をもって過ごすのと
何の心配もなく幸せに犬と暮らすこと、を考えると

今やるしかない、と思えたものです。

起るか起らないかわからないようなことで
先のことまで悩んだり、
神経質に準備するのもどうかと思いますが、

今やるか、後でやるか、の差だったら
さっさとやってしまったほうが
行きつきたい場所へまっすぐベクトルが伸びます。
最短距離で行きつくわけです。

爪をボロボロにしたいなら、
今すぐ食べ物を不健康にすれば最短で半年でボロボロになる、
というようにw

ダイエット話ばかりで申し訳ないのですがw
解りやすい、と言っていただけているので(^_^;)

ダイエットしていたのに、全然痩せない、
せっかく減った体重が戻ってしまいやる気をなくした。

で、あきらめて食べだす。
ダイエット失敗。それを繰り返す。

というような場合、

いつかは痩せる、と決心したなら
痩せなくても、体重が戻っても、
やってしまうしかありません。

もしくは、そんなふうにできないのなら
はじめからダイエットなんかしないで
そのパワーを他の事に向ければいいんです。
太っているのが問題かどうかは、その人その人の選択。
気にしなければ気にしないで全く問題ないことなのですから。
誰に迷惑がかかるわけでもないですし。

まあ、健康に影響する、というのであれば
そうとも言えない場合もあるかもしれませんが。
そして、女性はそのダイエット失敗もネタのように
笑いあいますから、そういう軽いノリならいいのですが。
(つまり本気で真剣に痩せる必要はない、ということ)

犬のトレーニングのときもそうでした。
やると決めたことは絶対に引かない。

ところで、全てのことにこんなに潔いわけでもありません(^_^;)
決めたつもりが、できない〜〜〜、なんていうことも
たくさんありますw

それらは私にとって、
早かれ遅かれやるしかない、というほどの
ことではないのでしょう。

やるしかない、と思いつつやらない(できない)なら
自分には重要ではないと言えます。
だって、大事なことなら人はそれが楽しいことでもそうでないことでも
放っておいてもやりますから。

会社にいけば迷う間もなく仕事をし、
彼や彼女の誕生日なら迷うことなくプレゼントを
(内容は迷うかもしれませんがw)買いにいくわけです。

やるしかないことは、やるしかない。
そう腹を括れないでそこに時間をかけるなら
自分の本当にしたいことをした方がいい。

そう思います。

ちなみに、制作。
いまほとんどしていません。
新しい仕事をし始めたことや
哲学に入れ込んで制作時間が減ったこと
ジムに夢中でそれどころじゃなかったりw

でも、描く時期がくれば描きます。
それを自分でわかっています。

ダイエットで言えば(またか)
減りはしないけど、増やさないようにはしている、という状態でしょうか。

それがキープできるなら
ベクトルはそう変化しません。

仮に体重を3キロ減らしたかったとき
今をキープしておけば、減らすのは3キロのままです。

でも、たった1キロでも増えてしまえば
減らすのは3キロではなく4キロになってしまいます。

ベクトル、ってこんな感覚だと思います。
たった1キロでも、違うベクトルに向かえば
いきたいベクトルに戻す時には、もっと負荷がかかってしまうのです。

犬のトレーニングも
だらだらと、どうしようかな、と一年放置すれば
それだけ難しくなっていったと思います。

つまりは
「今でしょ」に辿り着くわけですがw


果てしない闇の向こうに手を伸ばそう。

行きたい未来のベクトルの方向に
手を伸ばさないと掴めない。

半年後、あなたはどんなあなたになっているでしょうね。



いかがでしたでしょうか。
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