ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

環境が悪いときは

ロゴスの小径へようこそ

昨日たまたまテレビをつけると林講師が出ていました。
話がおもしろいのでつい見てしまいますw

頭のいい人の話は本当におもしろい。
現実的、というか哲学的なので。

子どもをもつお母さんたちに、
子どもの教育について語るのですが、

子どもには勉強をさせいたい。
ゲームを与えてしまうことについて
(ちなみに林講師は、ゲームがいけないというのではなく、
姿勢がくずれるのでよくないと言っているのですが)
その時間で本を読ませてほしいと言う林講師に

「でも、周りの子が持っているから」
「持たせないと話に入れなくなる」
「外で遊ばせると危ないので家にいさせるため」
「いまは昔と違う。仲間外れになってしまう」

と、母親たち。

まあ、テレビなのでセリフかもしれませんが。

いくらなんでもピントはずれですし・・・

いえ、理由はあっているのだと思います。

でも、わかります?

子どもに勉強をさせたいわけです。
なのに、環境が悪い、といくら訴えても
何も状況は変わらないですよね。

林講師もそこで、
環境のせいにしても状況は変わりません

とおっしゃっていました。

考えたらこの世のすべての子供がゲームで勉強をしないのか?というと
出来る子は、ゲームを制限され勉強をしているわけですから。

つまり、環境のせいにして、
〜〜だからできない

というままにしておくのか
環境に関わらず、やるのか

の差ですね。

もちろんどちらをとってもその人の人生ですが、
環境のせいにして、〜〜できない、というのなら
子どもがゲームをすることを嘆くのはおかしな話ですよね。

ところで子供が勉強しない、
本を読まない、

というお悩みは私のセッションでも
お母さんからは出てくる悩みですが

私は子どもがいないので、知識がなく、
その代わり自分が子ども時代の話をします。
(母親になると、自分の子供時代を忘れてしまうのかもしれません)

親が本を読まないのに
子どもが読むわけがない。
親が勉強しないのに
子どもが勉強するわけがない

です。

林講師も同じことをおっしゃっていたので
正解だったようです。

そもそも自分が本が嫌いで読まないのに
子どもには読ませたい、というのが
いくらなんでも無理がありますよね。

本を読む子の家は、親が本を読むので
普通に本を読むようになるそうです。

勉強は、親が勉強してみせなくても、
小学校の勉強を復習するつもりで
一緒にやっていくという方法もありますよね。


と、言うと
それはその通りだと思う、
でも
自分がいかに忙しくてそんなことをしている暇がないか
そして私が子どもがいないので、子どもがいれば
それが無理だとわかるはず、という反論をいただくのですが

確かに

忙しくて時間がない
私には子供がいないから、それをする必要がないから、やるように言える

というのは本当だと思います。

でも、それは
だから〜〜しない
という結果でいい、ということになりますよね。

この、「事実」と「結果を得るためにすること」を
なぜか結び付けたがる人が多いのです。

気持ちはわかります。
その通りです。

でも、その環境に迎合しているなら
結果は得られません。

もっと大きな話でもそうです。
日本の開国は正解だったのかどうか?
仮にそれが間違いだったとしても
開国はせざるを得ませんでした。

武士は刀で戦いたい。でも
銃を持たざるを得ませんでした。

いくら開国はよくない!
戦いは日本人なら刀だ!
こんな世の中おかしい!と
叫んでも怒っても

環境に不満を持たず、いえ
持っていたとしても
すべきことをした人だけが生き残るのは
理解できますよね。

それと同じです。

そういえばダイエットできない、という友人の言い訳は、

子どもやご主人が残したものを食べなくてはいけないから

でした。

痩せなくてもいいから残したものを食べるか
残したものは翌日にまわすかなどしてとにかくダイエットするか

どちらかですよね。
そして食べることを選ぶなら、
ダイエットは諦めればいいのです。

それを不満に思いながら、環境のせいだ、と言い続けることの
なんと意味のないことか・・・

逆に言えば、環境のせいに自分がしている部分に目を向けると
なにかヒントがあるはずです。

私なら、愛犬の介護で外に働きに行けない

という「環境のせい」

いけない、働けない、と怒っているのに意味はないですね。

としたらその時間をいっそ仕事をしないで楽しむか
介護しながらできる仕事を探すか
制作に集中するか
ジムにいくか(笑)

などすればいいわけですね。

他にも
ジムまで歩くと遠い、だから生きたくない

という環境のせいに自分がしているときは
一駅でも電車で行きます。

まあ、自分で自分に言わけするならまだしも
他の人に必死に言い訳している姿は
なんというか不思議でした。

そこで、
そうだね、環境が悪いね、
じゃあ子供は勉強しないでゲームするのはしかたないね

という解答でいいと言うことでしょうか・・・。

感情的にならずに、理論で考えれば
誰にでもわかる部分ですよね。

さて
あなたは何を 環境のせい にしていますか?



いかがでしたでしょうか。
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