ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

その思い出、本物ですか?

ロゴスの小径へようこそ。

子供の頃の夏休み。

田舎で過ごす毎日がワクワクの日々。
1年ぶりに会う従兄弟たち。

海へ向かう途中で見た大きな虹。

山を歩けば降るような蝉の声。
掴まえたのはカブトムシだったかクワガタだったか。

背の高いとうもろこしの畑のかくれんぼ。

カナカナの鳴く夕暮れを歩く
田んぼのあぜ道。

縁側のスイカ

麦わら帽子と白いレースのついたワンピース。

夏休みの宿題の絵日記に描いた大きな花火。

そんな懐かしい夏休み。
二度と戻らない日々。


・・・
・・・
・・・


それ、

ほんとにあなたの思い出ですか?

どこかで見た映画の一場面ではなく?

トトロの五月とメイみたいな夏を本当に
過ごしたんですか?

脚色無しで?
田舎の男の子との淡い恋とか?w

うーん。怖い。

自分の夏の思い出は
もしかしたらいろんな先入観がごっちゃまぜになって
まるで自分の思い出のように
頭で作り上げられている

かも、知れない。

いや、いいんですよ

結局世界は自分が見た、感じたもの以外
見たり感じたりできないのですから。

素敵な思い出を抱えていた方が
楽しいですからw

そう考えると
悲しかった思い出もあるいは

あの失恋の夜
あなたは本当にそこまで悲しかったのか

ドラマや映画や音楽の悲しみまでも
とりこんでいなかったか


子供の頃からの夢でした、って本当に?

微妙に軌道修正されちゃっていませんか?


そう考えると
過去に捉われる、というのは
ちょっとバカバカしい気持ちになります。

過去に自分が決めたことだから、といっても
今の自分に本当にそれが必要か、
いえそれ以前に
それは本当にあなたが決めたことだったのか。

友だちの夢を取り込んでいないか
親に言われた一言ではなかったか


とすると

今、今日、それが
あなたにとって本当に楽しくて
本当に幸せなことか

それが本当に自分に絶対に必要なものなのか

それだけが重要なこと。

今、ここ、が重要ですよ、というのではなく

あやふやな過去より未来より
「今」「ここ」しかない、ということです。

いかがでしたでしょうか。

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