ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

過去の点が結ばれるとき

ロゴスの小径へようこそ。

久々に、ジョブスさんのオックスフォード卒業式の
演説を見ました、
(まだな方はぜひ一度!)

むちゃくちゃ哲学的ですねー。
出来る人のべースには常に哲学。
ちなみに学校で勉強したから哲学的思考が
身に付くというわけではありません。

深く深く、生きるとは死ぬとはなにか
思考した人に哲学的思想は身に付きます。

人生の虚しさ。死から逃れられない運命。
しかしだからこそ、好きに生きる、という意味。
ジョブスさんのお話からはたくさんの思考が読み取れますが
今回は以下の件を思考してみます。

よく、過去にやった意味がなかったと思われることが、
実は今につながっていたんだ!意味があったんだ!
みたいな話がありますが

ジョブスさんにもそういうことがあったそうです。
大学をドロップアウトして、好きなことを学び始め、
カリグラフィを習ったことが彼のその後の人生を変えることになり
意味があったんだ、という話なのですが、

ジョブスさんのすごいところはそれを
もともとそういう運命だったんだ、とか
「神のお導き」だとか
自分は選ばれし者だからとか
そういう根拠のないスピリチュアル的な意味合いで話していないところです。

彼は言います。
未来はわからない。

だから、過去の点と点がどうつながるかは
その時になって、過去を振り返ったときに
やっとわかるものだ

未来に繋がるかはわからない。

でも、だからこそ
未来に繋がると信じて、
自分の好きなことを見つけるために
いろんなことをやるべきだ、

と。

わかります?この差。

運命を信じる、という部分はある意味同じです。

でも、彼はなんとなく生きてなんとなく運が良くて
成功を掴んだと言っているのではなく
占いで未来に役立つからやるように言われたわけでもなく

未来はわからない。
点と点は過去を振り返った鴇しかつなげない。
それでもやる。信じてやる。

と言って
行動してきたのです。

まさに、現実を見据える、哲学的思考。
でありつつも、未来を信じる。未来に自己投企する。

これ、先日の石原明さんの話と根底は同じです。
やった人だけが夢を叶える。

厳しく現実を見ながらも
自分の未来を固く信じる。


今を、どんな未来につなげましょうね。

いかがでしたでしょうか。
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