ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

夢を語れますか

ロゴスの小径へようこそ。

あなたは夢を持っていますか?

最近出会った方が
夢を語ってくださいました。

男性だからでしょうか。
私には衝撃的だったのは

自分の年齢を受け入れた上での新しい夢。

驚きました。
女性って、年はなかったことにしたくなります。
私も自己申告17歳ですし!(笑)
ましてや夢を考えるときに、今の年だからこんな夢を、
なんて考え方はしないのではないでしょうか。

心の底ではそう思っていても
気付かないふり。

その方は見た目が10歳以上はどう見ても若くて
自分がこんな年だなんて考えられない、心がついていかない、と
おっしゃりつつもw

身体の衰えはどうしようもないものなので
この先もっと衰えてもできるような夢を目指すことにされたとか。
で、ありつつも
それを始めることは未来のためだけではなく、
今やりたいこと、でもあるそうで。

しかももう着々と準備中だそうです。
語るだけではない段階だそうで。

考えさせられました。
自分の年はなかったことにして夢をみたいけれど
でも、できないものはできない。

確かにそうなのです。

脳や経験はいくらでも活かせます。
けれど、体力勝負の仕事は
若い人にはかなわないそうです。

だから派遣社員を入れるときも
若い人しかいれないそうです。
そんな理由があったとは!
単に若い方が使いやすいとか将来性、とか
思っていました。

残業が続いたりするときの踏ん張りや
仕事のスピードが明らかに違うそうです。
ちなみにPC仕事の話、この場合はデザインの仕事の話ではありますが
他業種でもそう変わりはないと推測できます。

なんだか年齢制限は、まっとうな理由に思えてしまいます。
倫理的問題は別として、事実は事実として。

彼は私より10歳くらい年上なので
あと10年したら私も、その意味が切実にわかるのでしょう。

つまりそれは

今でしかできないことがある
ということ。

数年前、厳島神社さんの奥宮、
弥山の御山神社にいったとき
本当に登山状態で、ものすごく歩いたのですが

同行した友人が
「年取ったらこういうのは無理だよね」
と言っていたのにもハッとしました。

そうか
年取ったら行けない場所もあるんだ・・・

今しかできないこと。
そして未来にもできることを考えること。

ジョブスさんのコメントに
明日死ぬと思って今日を生きろというのがありました。

明日死ぬとしたら
私は今、自分が夢だと思っている夢を
同じように夢だと語れるだろうか??

他人は自分の鏡。
私がその方の言葉に感じるものがあるのは
自分の中の何かに触れたからに違いありません。

しばしこれについて
深く考えてみよう。

考えても
考えなくても
認めても
認めなくても

人生には時間制限がある。
そのことを
考え直してみたいと思います。

いかがでしたでしょうか。
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