悩みを誰かに相談したい時は

ロゴスの小径へようこそ。

最近
久しぶりに（笑）会社員のようにフルタイムで仕事をしています。
プロジェクトのお手伝いなので社員になったわけではないのですが

この感覚のあるうちに
仕事、特に会社勤めについて考えたいと思います。

会社、しんどいですか？
辞めたいですか？

私もそれで会社を辞めました。
何度も。
そのたびに運のいいことに転職できたのですが
やはり５，６年すると
なんだか煮詰まったような感じになって辞める、を
繰り返してきたのです。

耐えきれない人間関係が理由であれば
あるいはふっきれて辞めることもできるかもしれませんが
そこまでは酷くない、でも日々時間をお金にかえているような
気持ちになったり

もしくは夢をかなえるために
本当の自分を探したいために
仕事を辞めたい。
この仕事は今、本当に自分がしたいことではない

などなどなどなど。

辞めた結果は

私の場合は心からよかったと思う期間と
後悔が交差します。

私が会社を辞めることについて
相談をいただいたときはこんな風にお話しています。

あなたが、今の会社の環境や条件がいやで
会社を辞めたい場合
もし、働く必要があるのならば、ですが
会社を辞める前に、次の仕事を探し出すのを
強くお勧めします。

もちろん、しばらく休んでゆっくりしたい、という
気持ちがあるのもわかりますし、
実際はすぐに次の仕事を決めなくてもいいのです。

取りあえず、探し出す。
といってもnetで探すだけですから
そんなに負担はないですよね。

転職するなら・・・という設定で
探してみてください。

案外、今の会社の条件はそう悪くなかったりすることが
多くあります。
一度はそうして冷静に比べてみて欲しいのです。

といってもそれをせずに辞めてしまう、という方がとても多いのですが・・・。
その理由は後で述べます。

会社も仕事も好き、でも人間関係で辞めたい
という方は
いつもお勧めしている

自分の小さな「箱」から脱出する方法

こちらがお勧めです。
会社では人とどう接するべきかが書かれています。
が

これを理解するのは難しいかもしれません。
というのも、私が渦中の人だったときは
わかったようでわかりきれていなかったので・・・
でも大きな視点で物事が見れる人ならこの本でハッとするはずです。

人間関係は自分が変われば変わります。
相手が変わってくれさえすれば・・・と思っても
変わりません。

次の職場でもまた似たような人に出会うだけです。

しかしここで、
だから会社は辞めない方がいい

と私は思っていません。

会社を変わっても同じだ、と言われますが
心が病むくらいなら
自分を変えるのは転職にあわせて、でもいいと
思っています。
それまでぎくしゃくしていた人間関係を
自分を変えて一から建て直すのは
本当に厳しいと思います。

会社を辞められない理由の第一は
金銭的な問題だと思いますので
この場合もやはり、他の仕事を探すことを
お勧めしたいです。

とまあ、結局
次の仕事を探すのが第一、ということになります。

夢のために仕事を辞めたい人も同じ。
その夢の実現のための具体的なプランを立てずに
神様がサポートしてくれるから大丈夫、と思って
仕事を辞めちゃうと、私みたいになりますｗｗ

神様のサポートでなんとかなったなあ、というのは
過去を振り返って言えること。
未来は神様ではなく、自分自身に賭けなくては。

つまり私が数回正社員を辞め、
フリーで働いたり
ニート状態だったりｗ
したからこその私の意見は

会社を辞めようと考えていたら
やみくもに辞めるのではなく
まずは次の仕事を探してみる。
もしくは、夢の実現のための具体的なプランを立てる。
最低でも週ごとになにをするかまでプランをたて
タスクをこなせるようなレベルで、です。

それができないなら
まだ辞める時期ではない、と思います。

さてここで話を戻します。
こんなふうに言っても、なぜ次の仕事を探す前に
（ちなみに見つけ出さなくてもいいんです、まず探す、それだけ）
会社を辞めてしまう人が多いのでしょう。

この謎が、またまた石橋明さんの著書にありましたｗ

あなたは、会社を辞めたいと言うことを
誰に相談していますか？

その相手は、会社の仲の良い同僚が多いそうです。
もちろん仲良しの友達や、あるいは家族にも相談するかもしれませんが。

ところでその会社の同僚や友達は

「会社を辞めたことがある人ですか？」

経験がないとわかり得ないことがあります。
その会社に勤めていて、辞める気がない人に相談しても
正確な答えは得られません。
経験がないのなら、人は自分の思考の範囲内で
自分に向けてのアドバイスしかできないので
会社を本当は辞めたいと思っている同僚は
辞めた方がいい、と言うでしょうし
会社が楽しいと思っている同僚は
辞めない方がいい、と言う。それだけです。

石原明さんによると

相談する相手は
その経験のある人にするべき

だそうです。
あたりまえ！と思いますが
果たしてそれをあなたはしていますか？

転職したいなら転職経験のある人に
独立したいなら独立した経験のある人に
恋愛相談は恋愛経験のある人に
ダイエットはダイエット成功者に
（って書いてあったんですよお！ｗ）

当然ですよね、でも言われてみれば

未婚の友人に、結婚したいんだけどと言う悩みや
会社を辞めたことのない人に会社を辞めるかの悩みや

単に仲が良いというだけで
私はしていました。

著書にわざわざポイントとして書かれているくらいなので、
ほとんどの人がそうしているのでしょう。

あなたはどうですか？

相談は、経験者に。
それが鉄則です。

私が20代前半だったころ
既に結婚していた友人が言いました。
結婚なんか急ぐものじゃない、結婚＝ゴールで幸せ、
ではない、と。

その言葉は、結婚早くしたいね〜というのが
挨拶代わりになっている若い女子だったｗ当時の私には
衝撃的でした。

そして、それを言ってくれた友人に
未だに感謝しています。

同じ未婚の友達に話しても
早く結婚したいね、ってだけですからｗ

相談するのなら
経験者に。

今日言いたいのはここでした。

また、仕事辞めた経験がある、といっても

正社員で部下を持ってバリバリ働くような仕事を
したことがない人に相談しても、

辛いなら辞めなよー

で終わってしまうことが多いです。
パートやバイトを辞めるのとは気軽さが違います。

その責任の重さや、年収や
自分のスキルをいったん捨てる怖さやリスク

そういうものを全て包括しての判断になるのですから。

また、パートやバイトをしたこともない人に
してみたいけどどうかなあ、と聞いても

そんな仕事するの？と言われたりもします。

（ちなみに上記は私の体験談です。）

パートと割り切ってする仕事の
気楽さは、それはそれでアリですし
それが好きな仕事の場合もあります。
私の従姉妹はパン好きで、パン屋さんで仕事をしていたとき
とても楽しそうでした。
彼女はそれまで大企業の第一線で
プログラマーとして働いていたのですが。

相談するなら経験者に。

これを知ったとき
私は愕然としたのですが。

今、判断の参考に
経験者でない友達の意見を聞いている方は
もう一度考え直してみてくださいね。

いかがでしたでしょうか。

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