ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

年をとったらやりたいこと。

ロゴスの小径へようこそ。

年をとったらやりたいこと、ってなんですか?

世界旅行とか?
違う仕事をしてみるとか。
古い友達に会いに行く。
親と温泉にゆっくり浸かりに
犬を飼ってみたい
引っ越したい
そうだ、田舎に住もう。
テレビを見まくろう。
勉強しよう。
恋をしよう。
一人で生きて行こう。
思う存分漫画を読もう。
健康のためのサークルに入るとか
食べ歩きとか。
会社を立ち上げよう。
ボランティアをしよう。
・・・・・・

ちなみに私の老後の楽しみはゲームなのですが。
あまりに人生を持って行かれるので封印していますw

あなたはどうですか?


・・・
で、
それ

いま、始めてみませんか?

もちろん、受験生が今だけテレビを我慢する、のを
邪魔するものではありませんが

年をとったらやろう、と漠然と思っていること。

数人と話しましたが、皆さんそれを持っていますね。

で、年をとったら、って具体的にはいつですか?
定年したら、ですか?それは旦那さんの定年ですか?
その後再雇用になったらどうするんですか?
そのときになればできる状況ですか?

そもそも

その頃生きていますか?

明日生きている保証すらないのに。

親孝行は生きているうちに、とよく言いますが

自分のしたいことも、生きているうちに、です。

ちなみにゲーム解禁の言い訳をしているわけではありませんがw


年をとったら大学に行こうとずっと思っていました。
30くらいの頃からずっとです。

それが、友達の誘いをきっかけに
予定よりも早く大学に編入したのですが

その楽しかったことと言ったら!
人生が激変しました。
それまでの自分は死んでいたも同然、というくらいに。

これを、定年してからやってももちろん
楽しさには変わりないとは思います

二つ目の大学に行こう、と思えたのは
やはり今だからだと思っています。

やりたいことは
今やる。

特に漠然と

年をとったらやろう、なんて思っていることは
なおさらです。

いま、ここ
を楽しもうと決めたら

私にはやりたいことがものすごくあることに
気付きました。

もちろん 今を自堕落に生きようというものではないです。
お判りかと思いますが。

いま、
これのために生きている、と思えるほど楽しいなら
そしてそれが
何かをごまかすためではないのなら
(例えば、辛さから逃れるための暴飲などが思い浮かびますが)

例えその時間だけでも
心の底から幸せだと思えるなら

そして犯罪を犯すわけではないのなら

したいことは

今、しよう。


仕事がとてもとても忙しい友人が

今を生きることに決めて
今年海外旅行に行ってきました。

仕事は絶対に休めない、と
思っていたそうです。
でも行った。

老後を待たずに。

そういう人だけが
いま、ここを充実して生きていけるのでしょうね。

もちろんできることとできないことがあります。

私も旅行に行きたいけれど、
介護中の犬を置いてはいけない。命を預かっている以上
責任をとれないなら犯罪です。
(もちろん、預け先がある、などなら話は別です)

でもできることもあります。

例えば
大好きな漫画や、読書。
大学に入ってからレポートに関係ない読書は
ほとんどしていません。
友人の著書を読むくらいです。

その直前までは
洋書以外の読書を10年はほとんどしていませんでした。
英語の勉強になるという一挙両得がないのに
ただ読書をする、なんてなんだか自分には
犯罪のように思えていたんです。

もちろん自分を律して
目指すものを手に入れるのは
それは大事なことでもあるけれど

目的のためにストイックにまっすぐ生きるために
私たちは生きているわけではなく

この日々を
いま、ここ を
生きているのです。

子ども時代から読書が好きで好きで
小学生の頃でも読み止まらずに夜明けまで本を読んでいた自分。
ベッドでの読書こそ
そのために生きている、と思えるほどの至福でした。

いつの間にかそれを失ってしまっていたのに
愕然とします。

大学のレポートや学んでいることに関係ない本を読むのは
犯罪なのでしょうか???

まさか!と笑いますか?
でもきっと、そうして理由もなく
自分をへんなルールに押し込んでいること、あるんじゃないですか?

例えばある友達は
子どもが二歳くらいのときから
旦那さんに預けて、旅行に一緒に出掛けます。

が、同じグループの他の友達は
子どもがもう中学生なのに
しかも仕事柄、平日でも子どもをみることができる旦那さんもいるのに
旅行どころか一日に家をあけられる時間まで
限られています。

話を聞く限りでは、お父さん子であり、
自立心も高いそのお子さんが
中学生になっても、おかあさんがいないとだめ!と
言っているようには到底思えませんから

子どもを置いてでかけるのは、単に彼女には犯罪なのでしょう。

どちらが良くて悪いわけではないですし
子どもは理由ではなく、自ら望んで旅行にはいかないのなら
それでいいのですが。

子どもが大きくなったら、旅行にいこうと彼女は言います。
それは子どもが何歳になったらなんでしょうね?
成人でしょうか?でも多分、成人しても行けない気がします。
お嫁にいったら、かもしれませんw

それまで生きているのか
その頃旅行にいけるのか

そんな保証はないんですよね・・・。

今できることは
今やりましょう。
どこかの塾講師みたいですがw
彼の思想は哲学していて私は好きです。

大好きな
京極夏彦さんの本を何年かぶりに読もうかな。

そう考えただけでドキドキしてしまう自分w

人生はもっと、楽しんでもいいようですよ。


いかがでしたでしょうか。
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