三つのこだわりを持つ。

ロゴスの小径へようこそ。

今日仕事で、ディレクターの方と打合せをしたとき、
こんな話を聞きました。

小山薫堂さんってご存知ですか？
放送作家さんですが、企画なんかもします。
クリエイター出身です。

最近ではくまもんの企画で有名になりました。

あ、ちなみにくまもん好き、って人多いですが

これまたものすごい仕掛けがあって
好き、にさせられてるんですよねーｗｗ

くまもんを手掛けたデザイナーさんもものすごく有名な方だし、
あの目の瞳孔の開き具合とかｗ
全部計算され尽くしています。

売れるための仕掛けもすごいですよ。

私はあのキャラはあまり好きじゃないんですがｗ
まんまと踊らされている人々を見るのは本当に楽しいですｗｗ

そして企画力のすごさ、時代や人をみるすごさ、

なにより
仕事へのこだわり、に
学ぶものは大きいです。

で、その小山薫堂さんは
仕事をするとき、必ず三つのこだわりを持っているそうです。

また聞きなのでその三つは正確にはわからないので
ご興味のある方はぐぐってみてくださいｗ

その三つは、
人が喜ぶこと
とか
人のためになる、とか
楽しい
とか

そんなような三つだそうです。

教えてくださったディレクターさんは、
その三つの内容がどうだったか、をメインにお話してくださったのではなく、
（だってそれは小山薫堂さんのこだわりで、私たちのじゃないですよねｗ）

つまり、

そういう考え方をするといい

というお話。

うん！いいね！！！

その時私が頭に浮かんだのは・・・

人のためとかどーーーーーーーーーーーーーでもよくて

ひたすら自分がしたいことをしよう。
自分が楽しいことをしよう。
それを判断基準にしよう。

でしたｗｗ

人が幸せになってくれるために、とかね
思い込んでた時期もありますよ。

でもさあ、そんなのキレイゴトだもん。

そもそも人に幸せになってもらった結果
自分は不幸だったら、それでもOKですか？

恋のライバルに、恋人を譲って幸せになってもらう、とか？
稼いだお金を全額寄付する、とか？
自分に入った仕事を、同業他社に譲る、とか？？？

アリストテレスも言っています。
自分が満ち足りて（金銭的や、健康的にも）初めて
人は他人のために善行が行えるのだ、と。

人のため、なんてキレイごとですよ。
まあでもそれでもいいんですけれど。
いつも書きますが、マザーテレサでさえ、人のためにやっているのではなく
自分のためだ、とおっしゃっていました。

自分の幸せのために人は動く。
その結果誰かが幸せになるかもしれないし、
それならよかったね、という感じなので
そういう人は感謝も求めたりしないわけだそうです。
マザーテレサは実際、感謝の言葉より
罵倒を浴びることもあったそうですよ・・・

ともあれ
少なくても私の場合は
キレイごとでしかないと気づいたので

人のために、はやめましたｗ

私の
仕事の意味は

自分が楽しいから、やる。

です。

当たり前、と思いました？

でも仕事にはたいてい
人間関係とかスキルアップとかお給料とか
いろんな要素が絡みつくので
冷静にその仕事の楽しさ、って見えにくいものです。

ちなみに
お金のためにやる、でも
人間関係が楽しいからやる、でもいいんですよ。
人それぞれですから。

それを三つ、とは言わなくても
一つでも意識できたら

仕事の意味って変わるような気がします。
実際私は今日、目から落ちましたよ、うろこが　はらりとｗ

（自分が、デザイナーなら誰もが嫌がる仕事なのに
好きでたまらない作業がある、というのにも気づきましたｗ
ああびっくりした・・・ｗｗ）

ディレクターさんがおっしゃるには、
後づけでもいいんですって。

つまり
自分はこの仕事をしていて、何が三つのこだわりなんだろう、
ではなく

先にこだわりの方を決めちゃって
そこから見出してもいい、と。

そう考えると仕事だけでなく、
自分の人生のもろもろから眺めることもできそうですよね。

いかがでしたでしょうか。
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