ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

有名人と私たちの違い

ロゴスの小径へようこそ。

今日もまたヘーゲル

ところで、ヘーゲルアイロニー
不快に感じる方は、どうぞ読み飛ばしてくださいませ。

また、正しい「スピリチュアル」はもちろん存在し
それ無しには人は生きていけません。
もちろん私もです。

ただし
正しいスピリチュアリズム(定義されています)と、
「キラキラスピリチュアル」と言われているなんちゃってスピは
全く別物です。この定義は多くの学術書も出ておりますので
そちらをご参照ください。
(以前私も書きましたが)

自分を傷つけているのでは、とのご心配コメントをいただきましたが、
その通りですw
ここでの発言のベースはまさにルサンチマンですから。

でも、
例え自分を傷つけてでも
生きるのが苦しいと考えてしまってでも
理論を追い続けるしかない
そんな残念な人が、世の中には確かにいるのです。

そしてそういう人は、アイロニールサンチマン
向き合った方が心が楽になるのです。
少数派過ぎて理解しにくいですよねえ・・・
ごめんなさいね。
幸せを信じてにこにこできていればいいのですがw

これは中学生でも理解できることで
難しいことではないのです。高尚なことでもなんでもない。
が、わからない人にはわかり得ません。



では今日も
苦しくて見つめたくないのに。
真実をどうしても追い求めてしまうあなただけに。

私たちが嫉妬してしまう
英雄、有名人、偉人たちは

そもそも私たちとは違う生き物のようです。

それは、本人はそうとは知らなくても
この世にある役割をもって生まれてきているからです。

人にはみなお役目がある、とか言いますが
本当の意味でお役目のある人はごくわずかです。

例えば私がこの世に生まれい場合と
マザー・テレサが生まれなかった場合では
意味が違いますよね。

歴史が、世界が
必要としている人とそうでない人は
確かに存在します。残念ながら。

しかし、そうであっても
自分の中では自分は自分なので
そう悲観するものでもないのですがw

ただし世界に望まれた人とそうでない人とでは
意味が違う。

ヘーゲルによると
この世は、「神」が予定して欲した世界。
それを実現しているのが私たちです。

例えば今日悲惨な事件があっても
それは神が、自分の欲した世界を創るために
必要だった出来事
(もしくはやってみたけれど失敗だった出来事)であり

神の大いなる目的を知らない私たちには
そんな些末なことが人生を左右するように見えてしまうのですが

神から見れば、予定通りの出来事でしかありません。

だから不安な出来事があっても
私たちは何も心配することはないのです。
神が世界を創造しているので、
安心して日々を送ればいいそうです。

そして神に選ばれし人が、偉人であり英雄です。


・・・もちろんこれは私の思考ではなくw
ヘーゲルの、キリスト教がベースの思考です。

なんて幸せなんだろう!とそう思いませんか。

今起こっている戦争も嫌なこともなにもかもが
神が美しい世界を創る過程のひとつなので
心配することはない、と本気で信じている状態です。

神を信じきることができれば
なんて幸せなんでしょうね・・・

ヘーゲルの高揚した口調からも
その幸福感が読み取れます。

まあ、もちろんその後、
「神は死んだ」わけで
ヘーゲルの理論ではよほど敬虔なキリスト教徒でない限り、
人は幸せになれないのですが。

つまり、私たちがうっかり嫉妬してしまう有名人や英雄も
あなたも私も
神の世界の創造のために持っている役目など
ない、ということです

英雄(有名人)も私たちも実は
大差ない、ただの葦です。

まあ、だからといって何、ということでもありませんが、
世界はどうもそうなっているようです。



いかがでしたでしょうか。

実は今夜は酔っております(^_^;)
うまく文章がまとまりません。

が、
ただただ
私は触れ合っていたい。
この虚しさを知っているあなたと。

それだけが孤独を紛らわしてくれるから。

ご機嫌なほろ酔いの金曜の夜でさえ
常に抱えるこの虚しさを
知っているあなたがいてくれるという事実だけが
次なる思考へと安心して私を運んでくれています。


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