ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

人類はどこへ向かっているのか

ロゴスの小径へようこそ。

人類の長い歴史。
一見意味の無いように思えることも
実は意味があって
私たちは実は大きな一つの目的に向かって生きている。

バラバラでお互いわかり得ない私たちはしかし
それと気づかず心の根底を共有していて
同じ方向へ向かっている

というようなお話が好きな方は
回れ右してくださいw

「なんちゃってスピリチュアル」を信じない友人も
これは信じているというので謎でしたが
これはキリスト教の思想でした。

つまり

この世は
神が創ったものであり
神の計画通りにものごとは創られていく

なので
人類は「神」というものを共有した
(ただしこの場合はキリスト教の神で、
概念的な神や自然神、宇宙を神とする、などとは
違う思想です)
同じ根底をもっていて

多少の誤差を内包しながらも
同じ方向に、同じ輝かしい未来に
歴史を重ねながら進んでいるのだという思想です。

そう信じられたらいいのにね。

原発の問題や自然破壊やさまざまな問題。
人類は明るい未来に進んでいるのでしょうか??

と考える間もなく
この説はとっくに否定されています。

当時の哲学者は、神を否定すると
教会から弾圧をうけて職を無くしたので
哲学と神学を融合するしかなかったのです。

神についての有無や定義は語り得ない部分もありますが
キリスト教」と括られてしまうなら
信者以外には説得力がありませんよね。

もちろんキリスト教を否定するわけではなく

その教義さえ知らない人が

その上澄みだけをとって
「人類は同じ明るい未来に進んでいる」と
信じている

いえ、信じているのかなあ・・・本当に???

まあ、それが

この裏を知っている人には
冷ややかな目で見られる所以なのですが
(そして本当のキリスト教徒の方々にも失礼だと思うのですが。)


ところで私も
科学は日々進歩し
過去に歴史を学び、螺旋階段を上るように
人類は進化しているように思えていました。いえ

いまも子供時代植え付けられたその思想は
拭いきれずにいます。

しかし

人類はどこにも向かっていない
(とはいえ破滅に向かっているという証拠もありません)

という事実をとっくに
知っている人もいるんですよね・・・。

というか、
平成以降くらいの教育を受けた人は
昭和の、100年も200年も古い知識を叩きこまれていないので
むしろそれを知っているように思います。

ところで、理由はわからないけれど、
とにかく「自分はなんとかなる」
と思っていたりしませんか?

これ、バブル世代の特徴だそうです。
それを知ったときは笑えました。
私ももちろんその一員で、
自分はなんとかなる、と思い込んでいたし
その世代の人の書いた著書も
皆根底は、なんとかなる、に支配されているからですw

なんとかならないですよ。
それをバブル後の人たちは知っています。

だから迂闊に会社を辞めたりしないそうです。
なんとかならないのを知っているから。

もちろんバブルの頃は、
「なんとかなった」時代です。

けれど今は違う。


人はその時代時代の
思い込みで生きているんですねえ・・・

いい、悪いではなく
ただそれだけなんですがw



ところで昨日のブログに書きましたが
傷心のままゲームを終え・・・るのは嫌なので
あれから違うゲームに手を出しました。
・・・おもしろいじゃないか!!ww

つまり
私は意地汚く
情けないことに

少しでも勉強になる
少しでも何かの足しになる

という「理由」のために
歴史もののゲームを選んでいたのです。
単純にそれを楽しむのではなく。

すっかりうろ覚えとなっていた日本史が
あちこち思い出されたり学べたりしたことは
間違いありません。

ありませんが
それを学んでどうしようというのか???
それ自体が楽しい行為であった時代もありますが

歴史とはそもそも何かを知ってしまった今
歴史に以前のような情熱はありません。

で、もうね

ほんとーーーーーーーにくだらないゲーム、つまり
昔熱中していたような冒険もののゲームとかね、
をやるわけですよ。

すると、楽しい!
うまく出来てますねーーw

そうだった
どーーーーーーーーでもいい
無駄なことをすることこそが
人生の楽しみw

趣味ってまさにそうですよね。
お金を稼げるようなレベルになるわけでもない
それでも楽しくてやってしまうようなこと

まあ人生は全て無駄であり
全て無駄ではないのです。

としたら

人類もどこへも向かわなくても
ただあるというだけでいいのかもしれません。
それを今までの世代は受け入れられずにきましたが
(だから戦争しちゃうんですよねえ・・・)

新しい哲学を習っている世代が育てば
案外いい時代が来るような気がしてなりません。



いかがでしたでしょうか。

人生の暇つぶしについては今後も進捗をご報告いたしますw

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