食の偽装についての考察
ロゴスの小径へようこそ。
最近、食の偽装問題について
やたら大騒ぎしていますねえ・・・
それに乗って、
許せない！と怒る人。
もっといるはずだ！！と。
うーん、私も昔は恥ずかしながらここでした(^_^;)
あなたはいかがですか？
友達に、また偽装だって！許せないよね！とか
話していません？？ｗ
ところが世の中
もっと広い観点でものを見ている人もいて
「急にあれだけ騒ぐのはおかしい。裏があるはず」
と言う人もいます。
私もすっかり懐疑的になっているのでｗ
これだけ騒ぐっておかしいなと思っていたのですが
テレビに煽られて
「偽装なんか許せない！」とつぶやく人々のおかげで
騒ぎは広がる一方です。
以前も書きましたが
やはりPTTが怪しいな・・・と、友人の意見に賛成なのですが
（だって、ものすごい問題を孕んでますよ）
実際はどうでしょうね。
ところで、学校の給食からパンが消える方向だとか。
これも米消費のためですよねえｗ
で、そもそもなぜ給食はパンがメインだったか、は
皆さんご存知ですよね？
敗戦時に、パンを売りたい勝利国がそう決めて
売りつけてきたものだ、と。
おかげで大人になってもすっかりパン好きで
小麦粉消費して勝利国に貢献していますｗ
そんな大人の事情で給食も決まるわけですねえ・・・
米でも小麦でもいいから
安全なものを、にすればいいのに・・・。
まあ、世の中にはそんな風に裏があります。
で、私が最近考えるのはここから先。
食の偽装、ってなんだろう・・と。まあ
食じゃなくてもかまわないのですが。
もちろん、安全性の問題は大きいので
例えば無農薬の国内産の野菜ですといって
某国の農薬まみれの野菜を高値で買わされた、というのは
本当に許せない問題ですが
（とはいえ、いくら「許せない」と言っても
どうしようもないのですが・・・）
それが伊勢エビのテリーヌか、ロブスターのテリーヌか
私には到底わかる自信がありません。
食べ比べろ、といわれればあるいは・・・とも思いますが
（ロブスターの方が好き！ｗ）
関サバか
境界線から１ｍ向こうで獲れたサバなのか
わからないですよねえーーー実際！
では私たちは何にお金を払っているのか？
黙っていれば芝エビとブラックタイガーの差もわからずに
食べているわけです。
ちなみに、今回の問題で消費者側から告発はいまのところないらしいです。
それを、違うよ、と言われたからあわてて怒る。
いやもちろん、その分高いお金を払っていた、と思えば
腹立たしいのは当然ですが
それにしても食べてわからない
つまり
知らない＝怒らない＝無かったことに
たまたま知る＝怒る。怒りまくる。
なんでしょうねーーー？？？これ？？？
不思議じゃないですか？？？
ああ人間ってなんて馬鹿なんだろう！と
（愛情をもって）そう思わずにはいられません。
もちろん私も含めて、ですよ。
でも今の私は
自分が食べてわからなかったものに
そこまで怒りを燃やせません。
先に書いた通り
それが健康被害となって現れるとなれば話は別ですが。
いい、悪いという話じゃないですよ。
ただただ不思議だなあ・・・と思って。
私たちってなんてあやふやなものに
お金を出していることか。
そして騙され続ければそれでよかったということになります。
最近、ついついこのことばかり考えてしまいます。
まあ、払うお金がある、ということなので
それでいいのかもしれませんがｗ
という考えてもどうしようもないことを
つきつめて考えてしまう人が
哲学体質ですｗ
人間ってなんだろうね。
いかがでしたでしょうか。
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