ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

成長したい。

ロゴスの小径へようこそ。

突然ですが昨日がヘーゲル先生の命日だったそうです。
まあ、それだけですがw

1年前苦しみつつ読んでいたヘーゲルとその解説本数冊。
それがいま、わくわくおもしろいと思いつつ読めている自分。
人間ってすごいなあ、と思います。
自慢話ではなく(いや、自分で自分は褒めますがW)
あんなに意味不明だったのに
一生意味不明だと思ったのに
学校も休んでいるのに
若くもないのに
1年でこんなに変わるんだなあ、という感動です。

よく、年をとると学べなくなると言いますがそれは嘘で
脳の学ぶ機能は若い頃と変わっていないそうです。
ただし、記憶力は落ちるそうですがw

ところで、人間は一生のうちいつが一番
多くの音を聞いて、聞き分けているかご存知でしたか?


なんと赤ちゃん時代だそうです。
赤ん坊のころは、たくさんの私たちがもはや聞けない
音階や音を聞いているのだそうです。

ただそれも
あっという間に、周りの人、特に親の言葉を学び
それ以外の不必要なものは忘れてしまうようになるそうです。
忘れる、というか聞こえなくなるそうです。

人はどんどん忘れていくんですねえ

どうせ忘れる、
どうせ死ぬ、

だったら学ぶ必要もない。虚しいだけ。
と思うのですが

けれどその虚しさから救われるには
やはり知識しかない、と悩んだ果てにヘーゲルは言います。
同じ、なんですね・・・もちろんレベルは違いますがw

未来はいつも不安定で読めず
これからできることだって実は限られている。

しかしそれでも成長したい、と

思わずにはいられません。

それが何の役に立たなくても。

そう考えると人間て不思議ですよね。
常に未来に自分を投げ込んで生きている。

1年後の自分なんて
いまと同じような生活をしているんだとうとしか思えないけれど

でも、何かのきっかけで劇的に変わったりしますよね。
私で言えば前の会社にいたし、このあと犬が発病することになります。
おかげで出来た時間で学べた哲学。

たくさんいろんなことを知ろう。
少しでも成長しよう。

それは何の役にも立たずお金にもならず仕事にもならない。

でも、それでも
そのために生きているのだから。

知識は、得るためにある

という意味がよくわかる昨今です。

とはいえまだまだまだまだですがwだった1年ですからw
来年の今頃、どんなことをここに書いているんでしょうねえ

皆さんはどうなってるんでしょうね?


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