ありのままの自分について考える。
ロゴスの小径へようこそ。
今日友達と、カード占いをしたら
「ありのままの自分でいろ」というようなカードが
三回連続でましたｗ
さて、
「ありのままの自分」とは難しい。
友人は哲学本を読んだりしないで
そのままの自分でいろということでは？と言いますが
私の場合、それでは馬鹿ですｗ
（もちろん哲学本を読まなくても馬鹿ではない人もたくさんいます！
私の場合はあまりにも自意識の塊なので、
客観的に物ごとを観れる哲学を学ばないと
あまりに馬鹿だし生きるのが苦しくなるのです）
いえむしろ、ありのままの自分、とは馬鹿な
何も知らない状態、
生まれたままの状態ということですよね。
だって生まれ落ちたその瞬間から
いろんな人、特に親の影響を受けて
私たちは自我を発達させる。
私が日本史ファンなのも
ジャイアンツファンだったのも
父親の影響であり、
ありのままの自分がジャイアンツに惹かれた、
とは到底考えにくいんですよねえ・・・
そして本を読まなくても
テレビをみたり友達と話したり
いろんな見聞で私たちは自分を育てるわけで
「ありのまま」の定義のなんとあいまいなことか。
やはり自我が育つまでの赤ん坊時代まで、としか
言えないような気がします。
わがまま放題、がありのままの自分、とも言えますし
赤ん坊ならわがままで当たり前で許されますしね。
いろいろ考えると、
ありのままの自分なんてそもそもないんじゃないかと。
友人たちに、ありのままの私ってどんな？と聞けば
いろんな答えが返ってくると思います。
その公約数がありのままの私？
うーん・・・。
でも、自分をそこまでさらけ出して生きていない場合は？
やはり、
「ありのままの自分」なんて
言葉の上だけで
実は、ない。
無いんだと思います。
と、言うことは
作ればいい。
自分が「これがありのままの自分」と
信じたものが、ありのままの自分、ということになります。
というか、
そもそもそうじゃないですかｗ
ありのままの自分だ、と自分が思っているのが
ありのままの自分なんですからｗｗｗ
（周りから見たらカン違いな場合もありますよねｗ）
だから
こうだと思った自分がありのままの自分。
つまり
自分てどんな人間なんだろう、と
自分探しをしても見つかるわけがないので
どんな人間になりたいか、を探せば
それがありのままのあなた、となるわけです。
私はやっぱり
知識を得ないことを「ありのままの自分」として
生きるよりも
少しでも知識を得たい。
知識を得ることで好きになったことは誰しもたくさんあると思いますが
（知識、って勉強の話だけではないですよ。例えばワインのことを知っていくうちに
どんどん好きになった、とか
ラーメンをあれこれ食べるうちに知識がついてますます好きになったとか）
そういうことを考えてみても、
ありのままの自分、とは知識によって変わってくるということに
なるのではないでしょうか。
さて
あなたはどんな「ありのままの自分」になりたいですか？
いかがでしたでしょうか。
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