ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

この世は矛盾に満ちている

ロゴスの小径へようこそ。

この世は矛盾に満ちている。

まるで「哲学的な」言葉ですが

哲学、とはなんとなくそんなような雰囲気、を表すものではなく
とことん思考した先にあるもの。

昔はかっこいい哲学的な言葉、とか
ぼんやり思っていましたが

この世は本当に矛盾に満ちています。


例えば時間の観念。

「瞬間」と言ったとき、その時間の長さは0です。
写真で撮影した一枚のように。(とはいえ写真はもちろん「速度」があり
撮影時間は0ではないのですが)
時間がまるっきり「動かない」 
その「瞬間」。

その 瞬間 瞬間 が繋がって時間となっていく

と私たちは考えていますが

0のものをいくつ足しても0にしかなりません。

つまり、時間という長さのあるものがある、というのは
理論的に矛盾しているということになります。
(ここを突き詰めると、この一瞬一瞬に生きる、という思想になりますね)


小学校の頃先生に出された哲学の問い。
今でも忘れられないのが

例えば落下する物体。
1m落下するには、その半分の50cmを通過します。
そして更に半分の25cm、12.5cm......と繰り返していくと

もうおわかりですね。

永遠に0にはならないことになります。
永遠に落下できないことになります。

もちろん引力と重力がある限り物は落ちるので
実際は落ちます。

けれど、どこをどう考えても、
永遠に0にはならない・・・・

これ、小学校の頃からずーーーっとついつい考えてしまいます。

もしかして将来、何か抜本的に私たちの物の考え方が間違っていたと
わかる日が来るかもしれませんが

だとしたら、
私たちの考え方が何か大きく違っていることになりますよね。

ちなみにこれ、言葉遊びや言葉の矛盾ではなく
「観念」の矛盾、ということになります。

たったこれだけのことでさえ
世界は矛盾に満ちています。

カオスもそうです。
世界はカオスの状態の方が一般的とさえいえるのだそうです。

予定されたものが予定されたものになる、ということは
実はものすごく少ない。

つまり未来は常に予測不能です。

この矛盾に満ちた
予測不能な世界。

こんな不思議が普段の生活にぱっくりと
口をあけているなんて。
そう考えるとなんだかつまらない日常でも
わくわくしてくる・・・のは私だけでしょうかw

こんな当たり前、と思っていたようなことさえ
矛盾しているのですから

納得いかない矛盾がたくさんあるのも
当たり前ですよねw
・・と思えるほど悟りの境地にはまだ至れない私ですがw



いかがでしたでしょか。
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