あなたの中の分裂症
ロゴスの小径へようこそ。
人は感情の生きもの。
けれど
少しでも
できるだけ
より理性的に生きたい。
それが哲学体質の人。
理性的、とは真実を追求する人。
例えば
恋人に新しい恋人が出来て
許せない、ひどい男だ
でも別れたくない
それは感情。
でも、冷静に考えてみれば
心変わりを許せない、と言ってみても
彼が戻るわけではなく
結婚と言う法律で縛らない限りは
心は自由であり
別れたくない、といくら叫んでも
彼が別れたいのならどうしようもない。
それは理性。
ちなみに感情的になっている人に、
いくらこの理性を話しても通じないんですよね・・・
不思議なことに。
でもそんな状態でも通じる人がいます。
感情は高ぶる、でも
誰が悪いわけでもないこちゃ
悪い、といってもどうしようもないという事実
考えればそこに行きついてしまう人。
あなたやわたし。
それはある意味、心を揺らさない方法でもあり
もちろん恋愛に限らずですがｗ
世の中の真実を少しでもみようとすると
いろんな怒りは消えます。
ああそうか、怒ってもしかたないんだよね、と。
事象は複雑に絡み合っていて
判断なんかできないんだよね、と。
そんなふうに考えるようになってから
私はとても生きやすくなった。
だからそう生きよう、と決めたのではなく
自然とその道を選んでしまうのだけれど。
そういえば今から思えば
友達には、だから冷たいと言われたこともありました。
どちらが正しいかとかは別として
友達なら自分の味方をしてほしかった、と。
さて最近哲学史を学んでいますが
その中で知りました。
感情よりも理性に目を向けてしまうこの性質こそ
分裂症と同じ症状なのだそうです。
私は「分裂症」については詳しくはないですが
それは病気ではなく症状。
多かれ少なかれ誰の心の中にもあるものです。
とはいえ、
感情のままに生きる方が人としては
自然な状態なんですねえ・・・ｗ
と、わかっていても
なぜか真実を追い求めてしまう。
それがなんのためにならなくても。
それで幸せになるわけでもなくても。
知ること
自体を愛する人。
ちなみに、ソクラテスによると
愛とは追い求めるものだそうで、
手に入ってしまったものはもう愛の対象ではないそうですｗ
つまり知識を常に愛して追い求めてしまう人。
感情よりもそれが優先してしまうんですよねｗ
感情で
流行のスピなあれこれをｗ
すごい！うれしい！幸せ〜！と思う前に
それ、どうして？とタネを探してしまうようなｗ
（そしてすぐに見つかりますよ、タネ・・・）
いかがでしたでしょうか。
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