ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

人は一人では生きていけない

ロゴスの小径へようこそ。

人は一人では生きていけない。

よく、「いい言葉」として聞きますがw

なんというか、そういう耳触りだけで理解できるほど
浅い言葉ではないと、
学んでから知ったわけですが。

私たちは本当に、一人では生きていけないのです。
当たり前、ですよね。
それは安っぽい感情論などではなく

実際、生まれてから今日まで誰かのお世話にならないと
育たなかったわけだし、そもそも
現代で自給自足ができている人っているんでしょうか?
電気なども不要、水道も不要、
「自然」と自分だけで生きている人って?
無人島生活の芸人さん以外に?w
(しかしもしヤラセがいっさいないとしても、水は提供されていましたね)

人間は社会的な生き物なのだそうです。
払いたくない税金も年金も
馬鹿な上司やダメな会社や面倒なことなにもかも
自分と切り離せないわけです。

つまり
放っておいてよ!一人で生きていくから、が
できないわけです。実際。
巨万の富があっても、誰かが作ってくれた野菜や電気や水や
そもそもその富、となるお金だって
人がいてこそ、人とのかかわり、社会があってこそ、
ですもんね。

と、こうしてつきつめていくと

人は一人では生きていけない、というのは
ものすごく現実的な束縛であることに気づきます。

私は重ーーーい気持ちになりますが
皆さんはいかがでしょうかw

気持ち面では仮に一人でも平気、でも
物質的にそうはいかないんですよねえ・・・

そういう種類の生きものなんだそうです。

だからやはり100%好きに生きる、なんて
できっこないわけです。

皆が共存する社会では
皆の公約数の部分で折り合いをつけなくてはいけないことが
たくさんあります。
年金もらえないかも、とうすうす気づいても
支払うしかないように。

うーーーん。
暗い気持ちになってきましたw


では、どうしたらいいのか?
100%自分の好きに生きることなんかできないとしたら。

・・・
・・・
・・・

そうです!

やはり、好きに生きる、しかない。
それしかない。

好きに生きるには勇気が必要ですよ。
そしてある日急に好きに生きることはできない。
特に今まで、ついつい自分を犠牲にすべき、と思いつつ生きてきた
あなたや私のような人は。

(本当に自由に生きている実感がある人は
哲学なんかしませんwスピにも惑わされませんw
そもそもnetしていないかとw)

好きに生きよう、
楽しく生きよう
自由に生きよう、

なんて言っている私みたいな人は
実際自由に生きていないから、そう言ってしまうわけでw

人生が楽しくてそれが当たり前な人は、
いちいち楽しい!楽しい!と言いまわりません。
(それを自慢、と思う人もいますが、違いますよ。
あれ、自分に言い聞かせてるんですよ。
夢が覚めないように。自分は楽しい、と思い込ませるように。
でもいい手法だとも思います。)


あ、話が逸れましたw

人は一人では生きていけない

というなんだかそれ風の、ステキっぽく聞こえる言葉に
イラッとしたことがある方w

それは、こんなにも現実をつきつけられた
残酷な言葉だったわけです。

それを知らずにしたり顔で使っている人をみるのも
また一興ですw


いかがでしたでしょうか。
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