ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

好きなことが見つからない

ロゴスの小径へようこそ。

仕事復帰してから早四か月。もっとたっているような気もしますが。

平日は忙しく過ごし
週末を心待ちにして

そういう自分を見ていると虚しくて虚しくて消えたくなります。

最近虚しさが酷くて
原因を考えてみると

そうだった!虚しいからこそ大学へ行き、
哲学に出会い
自分のしたいことをみつけたんだった

今は休学中なので
独学はできても虚しさは募るばかり。

ちょっとそろそろ本気で勉強再開しないと
虚しさに押しつぶされそうです。



そんなこんなで
自分を救ってくれる唯一の情報・・・
スピでもなく、ましてや恋なんかもでないw

中島義道さんのサイトを久々に拝読しました。


日本人のほとんどの人が
隙でもないものを売ったり、意味のない仕事をして生きている。
あなたのその仕事は、あなた以外の誰かがやっても
問題ないのではないですか?

誰でもできる仕事
(ご存知の通り、この会社は俺がいないと、とかいっても
代わりはいくらでもいるものです)
というのに
人は満足感を失うのだそうです。

自分にしかできない仕事。
しかも尊敬される仕事。
(ここ、ポイントです。
自分にしかできなくても、汚く、あるいは軽蔑されるような仕事は
いやなんだそうです。・・・嫌ですよねえw)

人が満足して生きていくには
自分にしかできなくて
人に尊敬されて
しかも自分の好きなことをして稼いでいないとダメだそうで

それで生きている人はどれくらいいるんでしょうね。

つまりはお金がたくさん入って来ても
上記の条件を満たしていない仕事だと
満足しないそうです。

最近、
誰でもできるよねこの仕事・・・と思いつつ
仕事をこなすとき、
蟹工船」という言葉が頭に浮かびますw

好きなだけじゃダメなんですよね。
自分は小説が好きでずっと書いている、でも
投稿しても一度も受賞しない、では
誰にも(もちろん自分にも)尊敬してもらえませんから。

うーん、難しい。
やはり弱者は蟹工船に甘んじるしかないのでしょうか。


ところで、中島先生によると
好きなことが何かわからない、
何をしたらいいのかわからない、
という人は

そんなような条件をつけてしまっているからだそうです。

家族が認めてくれないとダメ、
キレイな仕事でないとダメ、
稼げないとダメ・・・

など。

そんな条件で絞った中から好きなことを見つけ出そうとするので
範囲が狭くなって見つからないそうです。

例えば哲学。
なーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんの役にも
たちませんよ。
大学教授にでもなるしかありません。

これで食べていけるわけでもない

面と向かって「霞を食べていけないよ」と
言われたことさえあります。(死語・・・w)

でも私は始めた。この「好きなこと」を。

家族にもほとんどの友達にも理解されず
もちろん理解なんか欲しいわけでもないですが
尊敬が欲しいわけでもない

哲学とは
哲学するためにするもの、というだけです。
答えもないんだから。


それでも学ぶ。好きだから。


好きなことが何かわからない、という人は
まず、
親や家族がOKしてくれるかな、とか
友達はどう思うか、
仕事に役立つか、

などなどなどなどの全てをとっぱらって
多くの選択肢から選び出すと
見つけやすいのではないでしょうか。


好きなこと
を見つけると
それは自分の一生の友達、というか
生きる意味になります。


いかがでしたでしょうか。

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