ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

夢を語る人

ロゴスの小径へようこそ。

夢を持っている人は素晴らしい

という風潮の昨今ですが

私たちが人の夢の話を聞くとき、
つまり自分の夢を語るような人、その人は

「今の自分」から逃げているだけ、と言えるそうです。

どういうことかと言うと、
実際夢を本気で追いかけている人は
人に夢を語ったりする時間で、実際夢に向かっているからだそうです。

イチローの子供時代の作文のようにw
人に聞かれれば夢を語るかもしれませんが

聞きもしないのに夢を語る・・・という無駄な時間で
素振りするなり走り込みするなりした人が
大リーグで活躍できるんでしょうね、きっと。

そういえば自分の身の周りの、私からみた「成功者」は
夢を語ったりはせずに成功していますね。

もちろん夢を持つなというのではなく
彼らも自分の中では夢はあったのでしょう。
だから実現しているわけだし。

でもそれを語ったりはしない。だって
実際に向かっていたから。
現実的になれば
子供時代の夢と違って簡単には語れませんよね。
本気であればあるほど、ある程度のポジションに立つまでは
夢は語れません。

簡単に語れるなら、本当に単なる「夢」だからですよね。

今の自分を直視したくないから
今の自分にないものを夢見る。

例えば英語が話せるようになるのは昔は夢でした。

でも本気で勉強しだしたときは、もうそれを夢だなんて
言えませんでした。
夢でもなんでもなく現実だ、という感覚と
そもそも夢だ、と語るのが恥ずかしい気持ちというか。

痩せてこの服を着るのが夢なの〜

なんて言っているうちは痩せませんよねw
実際ダイエットを始めたら
夢でなくて現実になりますから。

むかーしはデザイナーになるのが夢でした。
学生時代はそれを語っていました。
が 実際デザイナーになるべく修行に入ると
それは夢ではなくなりました。

大リーグに行くような野球選手も
聞かれれば「夢です」と答えるかもしれませんが
どう考えても射程距離に入れて行動していますよね。

夢です、なんて語る前に
実行しているわけです。

夢見てるんだ、と言う人ほど
実際なにもしていない人が多い
というお話でした。

「夢」を語るとき、語っている=友だちと会って遊んでいるとき
なのですから実際していない、になりますよね、そりゃーw

昔ですが
友人が個展をしたいという「夢」を持っていて

休日に会おうよ、と誘っても
制作があるから、と断られることがよくありました。

彼女もまた、会って「個展が夢なの」と語る時間より
実際制作して個展を開催する、というように夢に向かっていたんでしょう。

実際今のように簡単に一般人が個展が開催できるような時代では無い、
webで情報も得られないような頃から
彼女は個展を開催していました。

また他の友達は最近、
びっくりするような転職をしました。本当にびっくりした・・・
けれど本人は夢を語る時間より、それに向かうことに時間を費やしたんでしょうね。
だから実現したわけで。

だから夢を語るな、というわけではもちろんありませんが

夢を語っている自分に気づいたとき
実際自分が何かしているか、を顧みたいな、と
思う次第です。


いかがでしたでしょうか。

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