ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

神の代わりに信じるもの

ロゴスの小径へようこそ。


ニーチェによると
「神は死んだ」

これはつまり、
一般的に考えられているような
キリスト教のような)神というものが本当はいない

ということを、実は誰もが知っていて
しかし人間は気づかないふりをしている

というような意味なのですが

昔、当然のように神はいると信じられていたわけで
それは常識だったわけで

だからこそ自分の子供を殺してでも
信仰心を示したり
神に生贄をささげたりしてきたわけで・・・。

でも現代、
神を信じる、といいながら
ではあなたの親を子どもを殺して神にささげろと
神に言われたらその通りにするのか?
(実際神はそうして人間を試します。有名な話ですが)

する人もいると思います。
輸血しない宗教なんかも問題になりましたが・・・

あるいは善悪は別としても
そこまで信じている人には、神はいるのだと言い切れるでしょうね。


しかし実際は神は死んだと
ほとんどの人は知っているわけです。

しかし弱い人間は、その代わりに
信じるものが欲しい。

神の代わりに人間が信じたものは
民主主義であったり社会主義であったりします。

神がいなくても
民衆による公平な政治で誰もが幸せになれる、と
本気で信じた時代もあったわけですね。

いまはその神話も崩壊していますね。
政治を見ればわかる通り、
この政党の思想が必ず正しい、というような思想は存在しません。
というかどこも似たり寄ったりだしw

民主主義、ってそもそも難しいですよ。
というかこれだけ人口が増えると、民主主義の実現は不可能ですしね。

宗教のようにどこかの政党を信じる
(しかし政治家がそんな風に政治を信じているとは考えにくいですが。
頭のいい人たちなので。)

という人でないなら

私たちは何を信じているのでしょう?
神の代わりに?

自分を信じる、とか言っちゃう人もいますが
本当ですか〜〜?と言いたいw

もちろん信じたい、けれど
自分を信じられないからこそ
占いを見たり、友達に意見を聞いたりしちゃうわけですしね。
流行の服を着たり、なんかもそうですしね。


で、まあ、

特に何も信じていない、と
思っていたわけですが・・・

なんと!信じていたものがありました。

自分が確実にいつか死ぬ、ということ以外にです。

そうです。
マニーです!w

日本人(だけではないですが、もちろん)は
お金を信じて生きています。

だって、あれ、紙切れですよね?

あれの価値、って信じているからこそのもので

インフレになればそれが紙切れに変わる、と言うのは
まさにそういうことですよね。

もちろん株だってそうです。

と、
頭でわかっていても

やはり私たちは、いえ、少なくても私は
お金を信じています。

お金があれば幸せになれる、と
信じているのです。


ええと、お金があっても幸せではない、と言いますし
もちろんそれは真実です。が

無いよりはあった方がよくないですか〜?
いえ、そう思ってしまいませんか???


資本主義という神を
私たちは信じているんですねえーーー!

あるいは命を賭けるような真似をして
人をだましたり殺したりまでして
お金を得ようとしますものね。


神を本気で信じる、というのが理解しにくかったのですが

お金を本気で信じていますもんね・・・
信じよう、とか思わずに自然に。

なんだか間抜けと言うか、バカだなあ、というか
世間虚仮だなあ、というかw

だから何?と言われるとアレですが(^_^;)


ぎょっとしてしまったので
書いてみました。



いかがでしたでしょうか。


ところで、コメントいただいて、承認させていただくまで
時間がかかる場合がありますので
どうぞご了承くださいませ・・・
昨日もコメントいただいた、と思ったのに
承認の時間がとれずにいたのですが
コメント削除されてしまわれたのでしょうか(>_<)
お返事したかったです・・・(>_<)
私もバブル期には精神世界の本を読みまくりましたよ・・・



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