ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

あなたの世界を変えるには

ロゴスの小径へようこそ。

今日も残表でつかれたーーーのでブログはお休みな方向で、と思いましたが
今日もたくさんクリックいただいた、のを見ると
やはり更新する気になっちゃいますね(^_^;)


さて
世界を変える方法。
でもロゴスの皆さんならとっくにご存知のはず。

世界を変えるには自分を変える。

ってわかってるよーーー

成功哲学の本を読んでも
スピの本を読んでも
そう書いてあるし

哲学的に考えてみても
それしかありえない。

でも、自分を変えるってどうやって?

で、努力したこと、ありませんか?
え?ないの?
私しょっちゅうですよ。で、しばしすると飽きたりそもそも忘れる、
だって世界は変わらなかったから。

ポジティブに明るく自分を変えれば
世界は変わる、
全てのものは神様のメッセージで贈り物
世界はなんてすばらしくキラキラしているんだ!

・・・と思うのもつかの間
次の「嫌なこと」に出会えば、それどころじゃなくなっていませんか?

私だけかなあ・・・

もしくは
前向きに、自分を成功へと導く。
いままでの自堕落な生活を改め、スケジュールを作って
毎日コツコツやることを決める。

これは、できれば確かに自分の世界は変わるのはわかりますよね。

でもできないんだよおーーー!

だから、マインドを変えてみる。

自分は成功する、と毎朝唱えて
太陽に祈る。
自分の成功した姿を毎日想像する。
ありがとう、を多用する。

うん、なんかよさげ・・・

と思っても
三日ももたない。


あ、ちなみにこれらができる人はそれでいいのです。
その方がいいと思っています。

でも、できない人は

もっと違う部分を変えるのがいいかもしれません。


私はここのところ
「怒れる人」を目指しております。

怒れない人、というのは最近増えていますが
それは教育の賜物で、
しかし怒る、という感情をなかったことにしたまま蓄積すると
その感情がなんなのかわからないままに
凶悪な事件を起こしたりしてしまうそうです。

確かに、理由なき殺人、とか増えていますよね・・・


中島義道

怒る技術

怒る技術

私にとっては、本当にお勧めの一冊です。

涙でますよ、読みながら。
自分の情けなさに。
なぜ自分が優しい人に成り下がったのか
なぜ心の真ん中に空洞を抱えていたのか

それが解けた気がします。

ちなみに、これを解消するには訓練が必要なのですが
やはり自分は昔はキチンと怒れる人間でした。

いろいろ辿っていくと結局は
成功者と弱者(一般人)の構図に行きあたるのですが。


もちろん急に今日からぷりぷり怒れませんがw

それでも私の世界は一変しました。

「理不尽なことには怒ってもいいよ」と自分にGOを出したからです。
もうそれだけで、
何が起こっても心の中では「バッチコイ!」ですw
(この死語お気に入りw)

それだけで世界は既に変わりました。

きっと、無礼を働いたら怒るからな

というオーラが出ていたのかもしれませんw

今まできつい言葉を投げかけて来ていた人が
なぜか突如としてフレンドリーになり
フレンドリーならこちらもフレンドリーにしますので
いい感じに過ごせたり。


怒っていいんだ
失礼なことを言われたらされたら



カフェで子供がうるさかったら

静かにしてください

と言ってもいい。

(まあ、親が必死に静かにしなさい、と言っているなら
実際は腹はたたずに気にもならないのですが)

考えたら、なぜ怒らなくなっていたか
怒るのはいけない、って
自分に戻ってくるから、的な。

それもまた成功者が自分たちだけいい思いをしようという
キャンペーンなんですけどね・・・
詳細はまたいずれ。もしくはおもしろいので、
「怒る技術」をぜひ


ともあれ

私は失礼なことをされたら
理不尽な思いをしたらいつでも怒っていい。

あたりまえですよね。
でも、それ、できていますか???

まあいっか、と抑えていませんか?

電車で靴のまま椅子に座る子ども。
親は見て見ぬふりで友達とおしゃべり。

仕事でムカッとくる理不尽を言われる。

まあ、いっか、我慢すれば・・・


これを繰り返すと

自分が悪いんだきっと、となっていくので要注意です。


怒るのなんてよくない、
悪いことが起きる、と思う方は
もちろんそうして生きてください。

でも私の場合は
ずっと抑えてきた感情が 怒り であったことを
思い出したのです。

ちなみに、怒りの感情とは
他のどの感情とも種類が違います。

怒りは、体に表出するそうです。
つまりアドレナリンが分泌され
体温があがり
すぐに動ける体勢、つまり

すぐに戦える体勢になっているのだそうです。
でないと自分を守れません。

怒りを感じて戦う、もしくは逃げる体勢をとれないなら
不要な被害を受けることもあるかもしれませんよね。
怒りの感情は、生きものが生きる上でとても大事な感情なんです。


怒ることで人に嫌われるのがいや?

もちろんそういう人はそれでいいと思います。
まあ、本当はよくないんですが・・・
「他人事」なのでいいですw

私は人に嫌われようがかまわない。
自分が幸せに生きることができるのならそれで。

(しかし実際はそれで人に嫌われはしません。
だって理不尽な時の怒りであって、理由なく怒るわけではないので)


自分で自分に長年
思い鎖をつないでいたんだなあと気づきました。

自分が自分であるために
自分(の感情)を殺さない。


いい本に出会ったなあ・・・
人生が変わりました。きっとここからもっと。

あなたの世界が、私のように
いろいろ試しても変えられなかった場合
怒り
について考えてみてくださいね。

まわりの、「ちゃんと怒れる人」を見つけると
その人が普段は穏やかであり、
理不尽な時だけ自分の怒りを表出させているだけなのが
よくわかりますので、観察するといいと思います。


いかがでしたでしょうか。


少しだけ、と思ったのについ熱くなっちゃいますねw
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